ボークス・・模型やフィギュアなどホビー好きな方ならば、おそらく知らない人はいないだろう。
京都に本社があり、話題のキャラクターを素晴らしいクォリティで立体化している。
こちらの直営店が大阪の日本橋にある。日本橋界隈は東の秋葉原と同じでホビーショップが数多く存在する。そんな中でも一際素晴らしいお店として輝いているのが大阪ショールーム。

コンセプト、品揃え、接客、ディスプレイ・・ホビーショップとしては物凄く高いクォリティがあり、正直弊社の玩具事業部では足元にも及ばない。
このお店にいくとワクワクドキドキして時間が止まる感覚がする。将来、弊社の玩具事業部もこういうお店を越えてお客様に貢献させて頂きたいと思う。
ただ、商売ベース(収支)に関しては判らない。HPを拝見すると売上高が60億円、資本金がおよそ1億円、従業員がグループ全体で360人とある。これだけの数字では儲かっているのかどうか皆目見当もつかないが、玩具の仕入単価から考えると決して左うちわではないだろう。
やはり高収益をえているのはオリジナル造形物であったり、海外の女性客を虜にしているスーパードルフィーなのだろうか・・
カテゴリー: 仕事
大阪市長選
昨日、大阪へ出張した際に市長選のポスターを目にした。

弊社の企業理念がそのまま活字にされていたので、思わずスマフォでパチリ(^O^)
次世代の為の政治がもっと勢いを増して欲しいと願う今日この頃。
※業務連絡※
パソコンの不具合により、数日間業務用メールアドレスの開封ができなくなっております。復旧までしばらくかかりますので、重要な要件がございます方はお電話にてお願い致します。
とっても嬉しいお言葉を頂いた!
昨夜は四日市で活躍するATISさんのレセプションパーティに参加させて頂いた。

こちらの会社さん「街をカッコよく!そして成長」というコンセプトで物凄く頑張っておられる。
社長様は私よりも若く発想力が素晴らしい。弊社もATISさんに習って頑張らなければ!そんな風に思った。
パーティの席では色々な方と歓談させて頂き、とても有意義な時間を過ごすことができた・・と同時に”株式会社たまや”も”安保尚雅”という名がかなり一人歩きしているようにも感じた。今一度、襟を正して頑張ろうと思う。
そんな出会いの多い夜に、スペシャルな嬉しいお言葉を頂いた。
四日市と桑名で3店舗の美容院を経営するGARDENさん
5月に弊社のアパレル事業部とジョイントイベントを開催させて頂く。
ガーデンさんの社長様のお名前は存じていたが、始めてお名刺交換をさせて頂いた。
社長様は私よりも一回りも若く、情熱的でとても素敵な経営理念をお持ちであった。
僅か30分ほどの会話であったが、その中で心が震えるほど嬉しい言葉を頂いた。
社長様と同級生が弊社で永年働いている。彼はモデラートの責任者として私を15年間支えてくれている。稀に兄弟?って言われるほど容姿も似ているらしい(^_^;)
そんな弊社のスタッフに対して、こんな言葉を頂いた。
”安保さんと今日お話しした内容を全くそのまま、飯田くんが先日話してました。目指すべき方向や考え方が共有できていることに会社としての強さを感じます。”
私が長年かけてやってきた思いが客観的に聞けたことに、とても嬉しくありがたさを感じた。
私の求心力(カリスマ性)で商売をやっているのではない。あくまでも会社の理念に賛同し、集まってくれた同士と夢を分かち合い高みを追い求めている。
この気持ちを忘れず、これから20年、30年先も続けていきたい。
社長デスクからの眺め
私のデスクからの眺めは実に殺風景である。

商品の入った段ボール、設置場所がなく、デスクの脇に置かれたプリンター・・・
家族の写真やお気に入りの置物、会社の理念が書かれた額縁もない。
決して新しくないパソコンと、いつ必要となるか判らないような資料が脇に積まれている。
社長という立場、意識していなくてもオーラが従業員を威圧する。だから、隔離された事務所を設けてここで大半の仕事をこなす。
信頼する総務のNとは色々話をするが、彼女が帰社してからの時間が本当の意味での社長時間である。よほどの体調不良がなければ暖房も入れず、ストイックな環境で色々なことを考える。
世の中の多くの社長は浮かれたり、自惚れたりすることはないだろう。憂鬱で悲壮感を思い浮かべている。
「社長は大変でつまらない」といっては次世代の為に身も蓋もない話。1回の達成感の為に99回泣き苦しむと言い放っては何も生まれない。
この厳しさ、このプレッシャーを楽しむ鈍感さと勇気の大切を今は意識している。
社長の心得
小宮一慶さんの”社長の心得”を移動中に拝読した。
“心得”とは”理解”していることの意。
理解していてもついつい忘れてしまうのが小生のトロイところ(^_^;)

この本は社長をやっていてもついつい日常業務に流され、忘れがちな重要なポイントが記されている。
書籍には有名人が数多く出演する。松下幸之助社長、稲森和夫社長、ピーターファーディナンドドラッカー教授、ジムコリンズ氏・・
先達から学ぶことが実に多い。
偉大なる経営者、人を導く方の考え方は同じ線上にあることに改めて気付く。
最新の経営本や経営の数字に関する本を読むことは必須であるが、揺らいではならない考え方を本を通じ、気付き心に刻み続ける必要がある。
社長という職業をしていて、ごく稀に不安でしょうがなく怖くて逃げ出したくなるとき・・そんなときに読みたくなる本である。
パタゴニア社のディスプレイ
アウトドアブランドのパタゴニア展示会に行くといつも関心することがある。
それはパタゴニアの世界観を伝えるディスプレイ。

これが実に上手い!上手すぎる!勿論、パタゴニア社内の優秀なVMD専門チームが創り込みをされているのだが、パタゴニアという服をどういうシーンで使うのがベターなのかを的確に表現している。
ここまで世界観が表現されると、変な話”商品の価値”以上に消費者への訴求力がある。
ブリキの板、流木、植物、アウトドア道具、絵、フレキシブルマネキン、色々な小道具がテーマによって配置されている。まるで映画のセットのようにも見える。
弊社もこういう空間を売り場の担当者のスキルでつくりあげたいと考える。
自分が子供だった頃、贔屓のお店のショーウィンドーにはりつき、夢を膨らませた記憶がある。そんなショーウィンドーを我々はつくり、お客様へ夢をお届けしたい。
お客様の”心を躍らせる”仕事をもっともっとやりたい!
憧れの人の悲しい知らせ
先日、セルジオロロピアーナ氏の訃報を知った。イタリアを代表するカシミヤ、ウールブランドとして名を馳せたロロピアーナ。
氏のスタイリングはダンディズムという言葉が最も相応しく、ファッション界において私が最も敬愛する方であった。
ロロのカシミア素材はトロトロ感が半端ない。ローゲージセーターの立体感は群を抜いており、高額品ではあるが他のセーターブランドとの差は歴然である。また、数年前に購入したベビィカシミアを用いたショールは肌触りがすこぶる良く、編み方に工夫がされている為、デリケートに使用しなくても十分な耐久性がある。

ルィヴィトンに買収されてから、かなりラグジュアリー方面へ傾倒していったがロロの持ち味である、オーセンティックで上質な素材を用いた製品創りは引き続き継承されてきた。
60歳を過ぎても氏のような素敵な着こなしができるよう、これからもファッションを追求したいと思う。
コスト
先日、備品棚を眺めると何やら小さい時で書かれたシールが貼られている。

封筒1枚9.6円、ビニール袋9号0.8円、コピー用紙1枚0.6円・・・・
弊社の総務を担当しているNが、従業員全員にコスト意識を持ってもらう為に改善したのだろう。流石だ。
従業員の中には残念ながら会社の経費に対して物凄く鈍感な人がいる。自分の財布にはシビアであっても会社の財布となると他人事的に感じるのだろうか。
こういう感覚の人が社内に増えると、当然いつかは会社が潰れる。
必要以上に細かいコスト意識を求めるとヤル気を失わせてしまう。だからといって自由にやらせ過ぎていては勘違いをおこし経費が膨大に大きくなる。
本件のように視覚化し、コスト意識を心に植える取り組みはとても素晴らしいことだ。時間がかかるかもしれないが、従業員一人一人がコスト意識を持つことが会社の利益を生む最大の力となるのだから。
ブックマーク
皆様も”お気に入り”のサイトやご贔屓のブログなどが色々とおありかと。
私も職業柄、色々なタイトルをフォルダーにネーミングして日々読ませて頂いている。
中でも立場上、仕事柄上、情報を把握する必要のあるサイトには”必読”という✔を入れて管理している。
フォルダーの中には同業種店様のブログやトレンドセッターとなる方のサイト、尊敬する先達の言葉・・
”流行を売る”小売にとって”仕入れ”は最も重要な要素。
そんな重要な仕事をする上で欠かせないのが影響力の高いトレンドセッターのことば。
梨花さん、藤原ヒロシさん、木村拓哉さん、ナウなスタイリストさん・・and more
aという商品よりも、bという商品の方が品質、デザイン、歴史などが勝っていたとしても、トレンドセッターさんのつぶやき一言で時に仕入に重大な影響を及ぼすことがある。
ここで重要なのが、本当にご自身が心から推奨商品を紹介しているのか・・単にメーカーから金品を授与し、お付き合いで表現しているのか・・
その辺りのニュアンスを色々な角度から複眼的に検証するよう努力している。
当たり前のことではあるが”ハヤリ”とはある特定の人たちのあいだでつくりあげられるものだから。
インターネットが加速度的に普及し、真実と虚偽の判別がつかなくなっている。これからの時代、国や大きな組織は情報操作の為にインターネットを積極的に利用するだろう。
こんな時代に何が本当なのかを知るには、ソース(情報源)の近くへ行って五感で感じるか、過去のアーカイブをほじくるしかない。
ただ、我々の商売は半年先や一年先のオーダーにトレンドを反映しなければならないので、更に複雑で厄介だ(^_^;)
インターネットは益々インタラクティブな使い方になっていくだろう。
10年後、小売の形態も更に進化するだろう。ただ、文明としては退化するかもしれない・・
閑話休題。
来冬仕入れのFORECAST真っ只中。
今期の消化率、来期のトレンド予測、超えなければならない目標数値・・・
頭の中が混乱してきた(^_^;)こんなときは雪山へ行ってリフレッシュするのがベター(^0^))

当月も株式会社たまやの代表ブログをお読み頂き誠にありがとうございましたm(_ _)m
