先日、東京へ出張した際、久しぶりにキャットストリートを歩いてみた。
バートン原宿店やパタゴニア、オークリーなど弊社と関わりの深いブランドショップも数多く出店されている。
数年前と比較すると、平日の昼間といえども人はまばらで、空き店舗も目につく。外国人の方が写真撮影をしている姿やブランドのショッパーを持って歩く姿は見られるが、日本の若い人が少なく感じる。
高感度な若者の買場は今どこへ行っているのだろうか・・新宿?渋谷?・・やはりネット・・
元気がないキャットストリートに唯一賑わいを見せていたお店があった。
アメリカンカジュアルの巨匠、ラルフローレンのデニムとスポーツカジュアルのお店
外観もさることながら、内装も実にうまく世界観が表現されていた。
勿論、商品もラキッド&ミリタリーのユニークで独創的なアイテムなどがラインナップされている。ただ、この商品のメインターゲットは若い世代を狙っているのだろうが、店内には30代、40代の方が明らかに多かったように感じた。逆に原宿のRRLは若い世代から私ぐらいの年代まで多くの来店があったように思えた。
しかし、ラルフローレンの服は随所に服好きのローレン氏の気持が商品に現れていると感じる。久々にラルフローレンの服が着たくなってきた(^O^)
カテゴリー: 仕事
2014シーズンの始まり
輸入品衣料を多く取り扱う弊社では、早くも来冬商材の内覧会が始まった。
もうこのルーティーンには慣れてきたが、商戦真っ只中のシーズンに店を空けるのは何だか不安でしょうがない。
弊社も何とか人海戦術で乗り切ってはいるものの、オーナーさんがバイヤー業務を兼ねていらっしゃるプロショップ様は大変だと思う。特に東京から遠く離れた北海道や九州のお店さんは移動時間もかかるし、何より経費がかさむ。
しかし展示会で多くの同業者の方とお会いし、色々とご教示頂き、情報交換できる時間はとても大切でモチベーションアップへ繋がる。
この業界に飛び込み早20年、まだまだ先達より学ぶ点が多い。
明日も休日返上で東京へ向かう。2014年のトレンドと何か新しい発見を持ちかえりたいと思う。
ペンキ塗り
オープンからお陰さまで5年が過ぎたネストビル。
階段の塗装剥げが目立ち始めていたので、ぼちぼち再塗装を予定していた。
プロの業者さんにお願いすると、仕上がりは綺麗だが経費もそれなりになる(^_^;)
先日、休日を返上し、塗装のDIYキットを購入しちょっと頑張ってみた。
去年の夏、自宅のガレージを全塗装した経験が今回は多いに役立った。ネストビルに隣接するエビオビルの2棟の階段をおよそ5時間で塗り終えることができた(^O^)流石に翌日は腰痛に悩まされたが、着ているもの汚さずに全て塗り終えたので少しは上達したのであろう。
師走に入り、各店整理整頓が散漫な店舗が目立つようになっていたので、これで売り場が引き締まればありがたいのだが・・
大掃除の強い見方
今年は12月上旬迄に全ての大掃除を行う予定である。
アパレルビルの外観と階段の清掃。タイズビル一階の駐車場の薪屑処分に芝生の最終刈り取り。エビオビルの外階段の清掃とペンキ塗り。自宅の松の木の剪定・・・(^_^;)
自称”掃除好き”なのでこの手の仕事は全く苦にならないのだが、計画をもって用意周到にやらなければ師走の時間軸だと計画倒れに終わる。
外の掃除に欠かせない自分の相棒がコレ。ケルヤーの高圧洗浄機。
近所のホームセンターさんや家電量販店さんでも販売されているが、コレじつに外回りの清掃に役立つ。水圧が尋常ではないほど強いので、やりすぎると傷をつけたり塗装を剥がすこともあるので要注意。また、そこらじゅうに水しぶきを撒き散らすので、養生も必要である。
これを使うときは閉店後か開店前の天気が良い日に限る(^O^)
ラスト1ヶ月
平成25年もいよいよ残り一ヶ月となった。
11月は社長としての職務は比較的計画通りに実行できた!と振り返れるが現場の状況は決して良いという結果では無かったと感じる。気候的な面でも後押しがあり、セールスを伸ばすにはとても良い環境であった筈だ。
我々小売はお客様に”喜んで頂ける商品”をお売りすることが役割である。結果としてセルスルーに繋がらなければそれはお客様に”喜んで頂ける商品”が無かったという評価になる。
当月は自分も積極的に売り場応援にまわり、お客様に喜んで頂けるようにお使いせて頂こうと思う!
面接会
昨日は県の労働局が主催する就職希望者の面接会に参加した。
今回は50代、60代の中高年者を対象とした場。
何故、弊社のような、”若い世代をターゲット”にした商売に中高年齢者の方の雇い入れが必要なのか・・
検討する理由は大きく二つある。
・一つは弊社は良くも悪くもスタッフ、会社共に若い(浅い)。伝統や格式といったものが会社には薄く、働くことの意義や価値を大きな視点で唱える先達がいない。人生と仕事の両面で経験豊富な方に加入して頂き若いスタッフの規範となって欲しいという願い。
・もう一つは”ある一定の年齢に達したから”という理由で会社を辞めたが、まだまだ仕事に対する情熱が枯れることなく、世の為、人の為、次世代の為にと闘志を燃やす達人がまだまだ世にいるのではないかという期待。
そんな想いを持って面接会に参加した。参加されている企業は地元の優良企業ばかり、また業種的にも建築や介護、清掃業などが多かったように感じた。
ipadを持参し、プレゼンする気満々で向かったが弊社の面接に来る方はいない。会社によっては行列ができるほど求人が殺到している人気企業もあった。
面接会が始まり、調度1時間半ほどが過ぎただろうか・・初めて一人の男性が尋ねて来てくれた。
「たまやさん、少しお話しを聞かせて頂いても宜しいでしょうか・・」
とても物腰が柔らかく、言葉が綺麗。綺麗な白髪が素敵で一目で足腰がしっかりされていることが判った。
数ヶ月前に大手企業を早期退職されたという。長年、総務課に所属し、主に経理や人事のお仕事を全うされてきたと仰る。
丁寧な言葉使い、眼鏡の奥に見える優しい笑顔・・私は直感で、求めている方と出逢えた!そう確信した。
山歩きを趣味とし、天気が良ければ山に出掛け写真を撮り、穏やかにゆっくりと残りの人生を満喫されたいと仰る。
冒頭に書いた、私の想いを伝えると優しい笑顔で話しを聞いてくれた。近々、会社見学に来て、それから決めると返事を頂いた。
今の段階では何ともいえないが、こういう先達に出逢えたことを心から嬉しく思った。
定かではないが、会場には”就職活動をしています”という印鑑を貰う目的(失業手当の需給)の為に来ている年配の方も残念ながらいたように思う。また、時給面と待遇面のことだけを聞き歩き、面接態度が酷い方もいた。
会社は一人一人の働く人の力で築き上げられる。一方では会社の理念や行動により一人一人の人間を育てていく一面もあるにちがいない。
今、私は経営者として重要な年を迎えているように思う。この先20年以上続く会社か、それとも今をピークに衰退していくのか・・
熱い気持ちが沸々とこみ上げている。
三重テラス
先日、東京日本橋にある話題の「三重テラス」を訪れてきた。
キャッチフレーズの「三重の”いいとこ”ぜんぶ日本橋へ」という思いも上手く表現されていると感じた。
店内に入ると尾鷲檜のとてもイイ香りがし、明るい店内に整然とディスプレイされている商品を眺めていると、ついつい時間を忘れ見入ってしまう。
どちらかというと食べ物関係の物が多いように感じたが、伊賀焼や四日市萬古などの焼き物も販売されていた。
併設されているレストランは生憎”貸切”だった為、食することはできなかったが内装も素晴らしく、入口のメニューを見る限り洋食スタイルの感じがした。日を改めて是非訪れたいと思う。
それにしてもコストがかかった店内である。更に立地は東京の一等地なのでランニングコストもとんでもない金額であろう。
これで採算にあうの・・?そんな心配をしながらお店をあとにした。
芝刈り
夏頃から荒れ放題になっていた店前の植栽に本日ようやく手を入れることができた。
こういう仕事は弊社では当たり前のように社長の仕事である(^O^)
”土いじり”が好きというスタッフにとっておいてあげたつもりだったが中々業務中は手がつけられないのだろう。
伸び放題になった芝を全て手刈りしたので、キーボードを打つと手が震える(^_^;)
まだ半分ほど残っているので来週中には全ての刈り込みを終えたいところだ。
次月は本業に没頭できるよう、掃除やペンキ塗りなど大掃除の類は全て当月の予定に入れている。
それにしても掃除をした時の汗はとっても気持イイ。
京都弾丸出張
昨日は休日返上をして京都まで行ってきた。紅葉にはチト早目であったので寄り道をしてくることはできなかったが、歴史ある街並みを見るだけでも心が和む。
もしも、チャンスがあれば一度長期にわたって住んでみたい土地だ。
過去に東京で一年弱過ごした経験があるが、それはそれで楽しく、住んでみればまさに都であった。
三重の四日市に生まれて間もなく47年が経つわけだが、人生の終盤はどこで過ごすのだろう。
もしかすると四日市を離れ、北の大地でスノーボード三昧の隠居生活をしているかもしれない・・もしかするとダイビングのインストラクターを生業にし、南国に移住しているかもしれない・・もしかすると事業に失敗し住処を無くすかもしれない・・
変化を恐れず、安住を良しとせず、まだまだギラついて生きたいと思う。
成長
子供の成長を実感する時、親としてこの上ない喜びを感じることがある。
会社でも全く同じことが言える。部下が大きく成長した時、心から喜びが湧いてくる。
先日、スポーツ事業部の部下がハセツネ(山岳マラソン)に参加した。
自分も過去2度走っているので、過酷なレースである事を十分理解していた。
明け方迄、自宅の時計を眺めながら彼の無事を祈ったものだ。結果、私のタイムを大きく上回り見事完走。
ある幹部役員は明確な指示を現場に与え、経過を観察しながらフォローをしっかり行なっている。
”職責が人格をつくる”とは言え安心して会社を任せられる迄に成長している姿に心から喜びを感じる。
会社のファイナンスを一手に引き受ける総務も驚く程の仕事量をこなしながら、現場の改善にも積極的に参画頂いている。このままでは私が社長職をリストラされるのではないか・・・と近頃感じる(^_^;)
こうして日々成長していく部下の姿を見られることに”会社をやってきて良かった”と心から実感する。
しかし・・
ブログに書くかどうか迷ったがあえて記しておこう。
同じように経験を積み、年を重ねているが伸び悩みやや停滞気味な人も存在する。
自分のやりたい事ができない、仕事の内容にマンネリズムを感じる、上司と馬があわない・・
どうにもならない理由も色々あるだろう。
しかし、自分自身が今の自分に成長の余地があると感じるならばもっともっと真剣に仕事に向き合って欲しいと願う。
私は人事においてパレートの法則を決して信じたくないと思っている。