近頃、伝統工芸に興味を持って行かれているが、こちらの本に掲載されている商品群にも心惹かれる。
宮内庁、王室御用達の品といえば、何だか高価で煌びやかなものなかりを想像するが、いがいに実用的な日常の品が多い。
本書に掲載されている商品は多岐にわたる。お菓子、酒、調味料、食材、銀製品、焼き物、漆器、メガネ、傘、鞄、靴などなど旅館やホテルも掲載されている。
伝統の製法や手法に拘り、人の手でつくられたもので職人芸を大切にするものが宮内庁認定の定義ではないだろうか。
安くて、沢山・・そういう消費はグローカルな日本にはどんどん必要なくなっていくだろう・・また、そういう方向へ向かって欲しいと願う。
カテゴリー: 本
BOON復刊
90年代、スニーカーや古着ブームに火をつけたメンズファッション誌”ブーン”が6年半ぶりに復刊された。
創業間もない頃、空前のスニーカーブームの後押しを受け、ブーンとクールトランスを片手にアメリカやヨーロッパに買い付けに出かけた頃が懐かしい。
安定したサラリーマン生活を捨て、単身異国の地にトラベラーズチェック(^O^)と現ナマを首からぶら下げてお店を巡った経験が今の商いの源流でもある。
本誌の復刊はそんなことを思い出させてくれる。
田口佳史氏の超訳”孫子の兵法”
この本も人生を豊かに、仕事を成功に導くための指南書ではないだろうか。
田口佳史氏は25歳の時、タイのバンコク郊外で生死を彷徨う重症を負ったそうだ。長い人生の中でドン底を味わった方の言葉には何処か凄みがある。もう少し言い加えるならば暗闇の続く長いトンネルから自力で這い出した方の解釈は希望に満ちている。
副読する度に心に突き刺さる。
本書の考えを地肉化する為にはもっともっと痛い目をしなければならないのかも(^_^;)
毎月欠かさず読む本
”読書”は豊かな人生、経営者として正しい采配に欠かせないものである。
読書
今日は諸々の事情により読書三昧。
世界のエリートはなぜ、この基本を大事にするのか?
少し前、書店ランキングで上位に入っていた本をようやく読むことができた。
タイトルからして、どこかで耳にしたような内容だろう・・と思って読むのを先送りにしていたが”ハッ!”と気付かされることが多分にあった。
・人とのつながり
・自分磨き
・日々の成果出し
・世界的視野
筆者、戸塚氏の体験から得たエピソードをとても解りやすく解説頂いている。
しかし、大変生意気な言葉になるが、P83~P89の服装術に関する内容は、服装や身嗜みを提案する立場からすると少しばかり言葉が足りないと感じる。
・服装は個性よりも清潔感を大事にする
・パンツにクリースが入っているか(折り目にプレスがされているか)
・身嗜みは足元から
・靴の踵は磨り減っていないか
そんな内容が記されているが、素材(季節感)やフィット(自分の体にあったもの)に付いては全く触れられていない。また、イタリア製品と国内製品との品質の差は限りなく少ないと書かれているが、見る人が見れば違いは今も歴然である。
とは言うものの、当たり前のことをわかり易く解説されている内容なので、ビジネスパーソンは読んで時間の損はないと思う。
さあ、今日から2014年の4月が始まる。本日から社会人になる方、新年度決意を新たにリスタートされる方・・月始めは何だか気分がイイo(^▽^)o
本決算迄残り4ヶ月・・経営者として結果を出せるようロケットスタートするぞ!
”売る力”を読んで
鈴木敏文社長の”売る力”を拝読した。
本書では何度も”お客様の立場で考える視点”という考え方の重要性を説いておられる。
全く同感である。自分自身が袖を通したくないモノを売れて行くからと言ってjお店に並べたとしても直ぐに見透かされてしまうだろう。
本書の最後にこういう内容のことが書かれている。
”もし、私が現職の職を失い、転職の市場に放り込まれたらはたして私を雇う企業はあるかと言えば、ないでしょう。なんの技術も資格もないし、売り場で数字を稼ぐセンスもない。経営のノウハウをいくらか実践しているとはいえ、それも限られた業態の中のことです。逆に私が人事担当者でも社長経験者は雇いません。だから、私も毎日が真剣勝負で「昨日の経験は引きずるものか」と自分を厳しくいましめ、常に一歩踏み込んで挑戦し努力しようとするのです”
日本の流通トップが私のような零細企業の社長職と同じ考えであることに驚いた反面、超えていきたいとも思った。
成熟した消費社会では”消費が投票”という概念でモノの売買がされることを願う。
日本の消費市場構造を良い意味でも悪い意味でも大きく変えてしまったのはコンビニエンスストアの存在。
少々インコビニエンスな時代の方がお客様と良好な関係を築ける唯一の道ではないだろうか。
接客のバイブル
数年前、大切な方からこの書を頂いた。
社長業をしていると、人事のこと、お金のこと、新しい事業のことなどにパワーを注力しがちになり、弊社の原点である”接客”という最も大切なものを知らず知らずの間に軽視していることがある。
そんな過ちをハッと気付かせてくれるのがこの書である。
今日、名古屋へ向かう車内でお気に入りのエピソードを復読した。
スト~ン!と腑に落ちた!
本書は永遠に色褪せることがないだろう。
古いバイクの本
ご近所に大型ショップがリニューアルオープンされる。
全国スポーツ量販チェーンのアル○ペ○さんの系列店舗だろうか・・お気に入りだった温泉施設の跡地に大きな箱を建設している。
先日は国道沿いにリサイクルショップの大手ブッ○オ○さんが出店された。連日、大盛況のようでただでも渋滞の多い一号線がさらに大渋滞をおこしていた。
これでまた四日市という街の個性が薄まってしまったような気がする。
お店ができるということは街が賑わい、活気が沸くように思うのだが、どうもこの手の量販店さんが出店されると逆効果では・・
決して我々がやっている事業の方が社会貢献度が高いと思っている訳ではない。
しかし”安い早い”といった小売店とは間違いなく対局にある。
全てはお客様(買う側)に委ねられることではあるが、量販店さんに負けないよう来年度も生き延びていきたい!
閑話休題。
バイク関係の古い書籍を探していた。勿論、この手の本が量販の中古書籍コーナーに並ぶことは殆どない。
こういうピンポイントで的を突いた古書は専門店で探すにつきる。車やバイク、ダイキャストミニカーの本を中心的に揃えている都内のお店で購入した。代官山の蔦屋さんが更にディープになった感じだ。
ある意味ネットの世界を超えていた。店主の情報や並びの本の品揃え・・
我々が生き残るヒントがここにも隠されているように感じる。
それにしてもR90Sは魅力的なバイクだ・・(^O^)
PHP1月号は「笑顔」が人生を好転させる特集!
師走はついつい、せわしくなり笑顔を忘れるケースがある。先日もそんな出来事が仕事上であった(^_^;)気をつけなければ!
今月号のphpでは笑顔の大切さが書かれたエッセー
若輩者の私は色々な点で目標を立てるが意志の弱さについつい挫折する。
しかし、”笑顔”と”元気”を見せる努力は幼い頃から少しは身についているとの自負がある。
今までの人生で”笑顔”に救われた事がどれ程あっただろう。
弊社の名刺には”人を笑顔に自分も笑顔に”という言葉を載せている。
我々は本質的な商品を販売し、お客様に満面の笑顔になって頂けることが使命だと考える
本誌中面に女優の宮崎美子さんが”心に余裕があれば自然に笑える”というタイトルでインタビュー内容が掲載されていた。ミノルタカメラのCMで我々40年代の男性諸氏の心を鷲掴みにされた方であるが、色々とご苦労されたようだ。彼女の笑顔は番組を通じても素敵だと感じる。もしも、会ってみたい芸能人が居るとすれば間違いなく宮崎美子さんだ(^_^;)
繁忙期の当月、笑顔を絶やさず、上機嫌で話しやすいオーラを心がけようと思う。