一円玉

4月からの増税後、各店舗のレジ業務であきらかに変化したことがある。
それは一円玉のお釣りがとても増えたこと。

5%の消費税だった頃は、つり銭で1円玉が少なくなることは殆ど無かった。
日銀も1円玉の流通量を増やしていると聞く。
お金の単位が細かくなると、つり銭のお渡し間違えが発生する可能性も高まる。
4月からは商品の価格も外税表示に変わった。お客様にお金をお預かりする立場の我々は意識を上げておもてなしの高い接客を心掛けたい。
昔の諺に”一銭を笑うものは一銭に泣く”と言われる。
今一度、一円玉のありがたみと大切さを心に刻みたい。

衣替え

間もなく五月。流石に目の詰まった起毛素材のスーツはお役御免だ。
初春のコットンスーツは若干の寒さを痩せ我慢する必要があるが、フラノからウール、そしてコットンへと素材を薄くしていくと、とても季節感を味わうことができる。更に次月になるとアイリッシュリネンの出番が控える。
どれだけ旬の素材を纏っていても、素材の毛が寝ていたり、メンテナンスされていない洋服は何処か品がない。高級ブランドではなくとも、フィットが自分の体にマッチしていて、少し上質な素材で、なおかつメンテンスされている服を纏う人は実にお洒落だと感じる。
晩秋ごろまで厚手の起毛素材はクローゼットに収納されるが、その前に洋服の素材や縫製を知っているプロのクリーニング店さんにお預けしよう。
ただ、ここ四日市では中々自分の理想とするメンテンスをしてくれるクリーニング店さんが少ないことがとても残念である(私が知らないだけかもしれない)
ワードローブの中もロングスリーブのものからショートスリーブ主体に変え、出番を待っていたショートパンツの洗濯も家人に済ませて頂いた。さあ、準備万端!気持ちも新たに初夏を迎えたいと思う。

 

BMW R nine T

今週末、BMW MOTORRAD 90周年を記念するR nine Tの発表会が開催される。

いや~堪らなく心惹かれる(^_^;)
オオソドックスなデザイン、唯一無二なカスタムを想定した拡張性高い設計、伝統の水平対向2気筒エンジン・・・
日本を代表する4人のカスタムビルダーが今夏に向けてワンアンドオンリーな作品を創作しているとのこと。
益々心が躍る。
クラシックスタイルのオリジナルバイクはハマると完全に深みにハマってしまう強い衝撃がある。しかし、現代的なハイテクメカとオリジナルをオマージュした伝統的なデザインも道具として使い倒すなら
最もバイクと濃密な関係になれるのかもしれない。
諭吉さん190枚という価格設定が高いか妥当かは人夫々であると思うが、駐輪場に余裕があったら一度は所有してみたい。
一点だけリクストするとすればボディカラーがシックなブラック一色であることが少し残念である。R90Sのデイトナオレンジや往年のブルーを基調としたトリコロールのカラーリングも是非リリースして欲しかった・・まあ、ボディカラーもカスタムペイントすれば良いのだが。
生憎、週末は仕事の予定が入っているのでイベントには参加できないがタイミングがあえば試乗してみたいと思う。

歓迎会

先日、お隣の小料理屋さん【ひでの家】で新人歓迎会を開催した。

アパレル事業部、玩具事業部、スポーツ事業部、通販事業部のスタッフが一同に集まり、新人を囲みながら歓談した。
ゲストの3名の新人は遠慮してか、皆”オレンジジュース”で実に行儀が良い(^O^)
思えば30年ほど前、サラリーマン時代に新人歓迎会をして頂いた記憶を辿ると、それはそれはグテングテンの苦い思い出が蘇る(^_^;)
酒など悪ふざけで飲んだ程度であったが、当時の上司の方から手厚い歓迎を受けて記憶を飛ばし、先輩方に迷惑をかけた記憶を記憶している(^0^))
弊社の新人は成人を過ぎているので飲酒が御法度ではないが、何となく強要することができない。
これはこれで平和的でとても良いと感じる反面、正直もの悲しさも感じる。
あるものは”もっと飲み会をするべきだ~”と叫ぶ。
あるものは”家族との時間を大切にしたい”とつぶやく。
あるものは”飲み代がちょっと高い”と申す。
会社の全ての同僚は家族だと私は考える。
でも、家族のように私自身が遠慮なしに物を申しているかというと、決してそうではない。
何だろうこのディレンマ。
会社を必要以上に大きくし、お客様の顔や従業員の顔が見れなくなるのは登るべき山ではない事は確か。
当たり前であるが、理念だけで従業員を幸せにし会社を成長させることはできない。
だが、この会社で働いて良かった。安保のもとで働いて良かった。
そんな会社に日々アップデイトすることが私の使命であることを改めてブログを書きながら強く感じた。

赤いチェロキー

四日市には、その筋の方には有名な本屋さんがある。
松本街道で子どもの絵本を主に販売されているメリーゴーランドさん
こちらのお店では素敵なレクチャーも定期的に開催されている。
江國香織さん、荒井良二さん、石川直樹さん、アーサービナードさん・・
世界的に有名な作家や詩人、写真家の方がメリーゴーランドさんに集う。
その伝説的なお店を経営されているM氏におかげさまで、公私にわたり大変可愛がって頂いている。
スノーサーフィン、野球にお酒・・・
気さくなM氏の偉大さは普段は察することはできないが、人伝えに聞く武勇伝が多い。
今日も私の110よりもヤレがキツイ赤いチェロキーに乗って現れた(^_^;)
ご近所のローカルカフェでM氏とお茶しながら、他愛もない世間話が心地良い。
他愛もない話の節々に次世代(子供たち)に対する愛を語る。
そんなとき、自分とシンクロしていることを感じる。
ホワイトの911、ブルーのシトロエン、オレンジのビートルに赤いチェロキー・・M氏のオーラに車が完全にのまれている

彼岸シャコが旨い

私はシャコに目がない。
本格的な鮨屋でもクルクル寿司でも必す注文する。見た目はグロテスクだがエビとは一味違った風味が堪らない。
シャコの旬は春と秋と知人の鮨職人に聞いた記憶がある。
先日、知多方面へ行った帰りに地物のシャコを買った。

1盛30匹ほど入っているだろうか。
帰宅後、早速お湯を沸かし新鮮なシャコを湯がいて口にしてみた。
いや~堪らなく旨い(^O^)お酒のあてにもってこいのツマミである。
それにしても素人が湯がいたシャコの身をほどくのは大変である(^_^;)
教科書通りハサミを使って両サイドの殻を切り、丁寧にムクがどうも身がちぎれてしまう・・・
数日後、プロの鮨職人(四日市では結構有名な鮨屋の店主さん)に聞いてみた。
すると「安保ちゃん、沸騰した湯にシャコ放りこんだ?しじみもそうやけど、沸騰していない状態から煮立てると身が殻にくっつくよ・・それから煮立った後、冷凍庫に入れてしめると更にいいよ~」
素人は所詮素人。プロはやはりプロである・・・(^_^;)
岡山産のシャコも格別に旨いと聞く。週末にもう一度彼岸シャコをいただくとしよう。

煙草

先日買物をしていて、煙草の自動販売機にふと目がとまった。

煙草をやめて20年近く経つので価格など一切気にしたことはなかったが、懐かしいパッケージは当時と変わらないもののショートホープやセブンスターが460円とは大変驚いた。恐らく20年前から倍の値段になったのではないだろうか。
喫煙場所もどんどん減り、テレビでは禁煙を啓蒙するCMが流れる・・愛煙家の諸兄諸氏にとっては何とも寂しい環境ではあるが、副流煙で他人様に害を与えず、自身の体が健康を害さない程度であればもう少し嗜みやすい環境であっても良いのでは・・と個人的には思う。
来年の消費税が上がるころには一箱500円の時代。20本吸う方であれば月15.000円ほど。
安いのか、高いのか価値は個人が決めること。
きっと1箱が1000円ほどになったら多くの方が禁煙するの・・・かも(^_^;)

NICOLAS G.HAYEK CENTER

昨日、都内で仕事を終えてから一度来店したかった銀座にあるニコラス G.ハイエックセンターに足をのばした。
時計業界の大御所スゥオッチグループの代表的なブランドを展開する総合ビルであり、腕時計好きには堪らない場所。

それにしてもゴージャスというかバブリーなビルで驚いた。
天然石を多用した建造物、上階から美しく流れる滝、生い茂る緑、上質な接客・・極めつけは各ブランドに専用エレベーターが用意されていること(^_^;)
個人的にはランゲ&ゾーネやカルティエ、パネライなどを扱うリシュモングループの時計ブランドに魅力を感じることが多いが、ブレゲだけは何故か別。
パテックフィリップやヴァシュロンコンスタンタン、APなど世界雲上三大時計ブランドにも引けをとらない革新的な技術と腕時計創成期からの深い歴史には心惹かれる。
諭吉×200枚オーバーの価格帯は今の自分の報酬では中々手の届くブランドではないが、いつかは掴みに行きたい。
経営者を20年やってきて近頃思うのは、欲するものを自分の目の前に少しばかりチラつかせるのもアリで大切であることに気付いた(^O^)
従業員のため、世のため人のため、次世代のため、家族のため・・壮大で崇高な理念は経営者に最も必要でる。しかし、365日張りつめた気持ちでは仕事をクリエーションすることはできない。
仕事を頑張って、欲しいものを”買う、食べる、体験する”そんなことも大切ではないか・・と頭の中で妄想しながら銀座を後にした(^_^;)

ガラケー

先日、ミニ同窓会を市内で開催した。
30年近くも疎遠になっていた方ともお会いした。
髪の毛の色や体のサイズなど見た目に少しの変化はあったものの、30分もすればワキアイアイの雰囲気で和むことができた。
ただ、一時間もするとお酒も入っているので、それぞれのテーブルで暴走が始まる。こうなると幹事は焦る(^_^;)
あるテーブルでは携帯を使って連絡先の交換を行なっていた。素敵な光景であるが、よく見るとガラケー同士で何だか手際が悪くスタイリッシュではない(^O^)

フェイスブックやSNSの話題もでたが、アラフィフ前の我々の年代にとっては新規の友達や便利なスマートフォンよりも昔の旧友とまったりした時間が必要なのかもしれない・・
 

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