海女

海女・・
KOTOBANK.JPによると、
”海に潜ってサザエやアワビなどの貝類やワカメやテングサなどの海藻類を採る女性。
素潜り潜水漁に従事する人々を「あま」と呼び、女性を「海女」、男性を「海士」と表記する。
古来各地の沿海部に分布しているが、高齢化と後継者不足から従事者が減っている。
女性の素潜り潜水漁が行われているのは日本と韓国だけとされ、近年では観光資源としても注目されている。2013年には、岩手県の女子高校生海女を主人公とするドラマ「あまちゃん」(NHK)が人気となった。海の博物館(三重県鳥羽市)による10年の調査によれば、海女は少なくとも18道県に2174人いることが報告されている。うち973人と半数近くが三重県におり、石川県197人、千葉県158人、静岡県153人などと続く。第2次世界大戦後初の1956年調査では、全国で1万7611人、うち三重県に7000人以上いたとされ、以後次第に減ってきている。素潜り潜水漁は小資本で始められる季節的な生産活動で、農業や家業と組み合わせて複合的に行われることが多い。漁獲量や漁獲高には、潜水能力や漁場の知識、採捕技能などの個人の経験や技能が反映され、高齢になっても熟練の技を発揮できる。近年では、乱獲や海底汚染による漁業資源の減少などもあり、新たに海女になる人はほとんどなく、各地の海女は若い世代でも50歳代だという・・・
先日、三木本真珠島で海女さんの漁猟を見学させて頂いた(昨夜に続き真珠ネタで恐縮)

程程の演出はあっても、風吹く冷たい水に身を投じる姿に女性の芯の強さを感じる。
スキューバダイビングを趣味にしている自分が言うのも何だが、素潜り猟には限界があり非効率である。当然、海女さんになりたい女性が減るのは当たり前。
しかし、現代でも海女さん志願者が居ると聞く。
学生時代に学んだ水泳部の経験を活かし、かつ県内の伝統文化を次世代に継承する為に二十歳ソコソコの女性が手を上げる。
何だか嬉しくて、ありがたく未来に希望が沸く。
そんな思いを描く若い世代の期待に答えるべく伝統工芸、伝統産業がもっともっと元気にならねば!

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