伊賀の組紐

ここ四日市から西へ1時間ほどのところに伊賀市はある。



伊賀焼、伊賀肉、組紐、忍者、芭蕉生誕の地・・街並みもとても美しい。

先日、組紐の生産工程を見学に伝統工芸士を訪ねた。



組紐に関する予習を同市にある組紐センターである程度準備をして伺ったのだが、創造を超える凄まじいローテクさに驚いた。



専用機械で作られるもの、昔ながら手で一本一本編むもの、異素材を組み合わせて編むもの、芸術性の非常に高い柄・・



しばし、時が経つの忘れ生産工程を見入ってしまった。






弊社が現在進めている新しいプロジェクト(ミミエ)を通じ、伝統工芸の良さ、素晴らしさを何とか多くの方に伝えたい。



うだるような暑さの中、黙々と仕事をされる職人さんの汗と静かな熱意を感じ、益々プロジェクトへの情熱にスイッチが入った。


 




香港時計市場

香港には確か8つの正規パテックフィリップディーラーがある。

どのお店も豊富な在庫と質の高いスタッフが常駐している。また、私が冷やかしで訪れたネイザンロードの店舗も多くの中国人顧客と思われる方が商談をされていた。
ノーチラスやアクアノートなどのスポーツモデルの在庫も多く、定番のカラトラバからハイエンドモデルのバリエーションも大変充実していた。
日本では予約さえ受け付けていないようなモデルも普通に販売されている姿を見ると、いかに日本への供給量が少ないかを感じる。恐らくデリバリーコントロールは意図的ではなく売れる母数が圧倒的に香港が勝るからだろう。
最近、香港でも人気が急騰していると聞くオーディマピケのブテックも盛況であった。APファン(ジェンダデザイン)にとって垂涎物のRoyal Oak EXTRA-THIN 15202STも普通にショーケースに並んでいた。
ロレックス、ブレゲ、パネライ、ランゲ(個人的に今最も心惹かれるブランド(^O^))ミューラー・・ありとあらゆる高級時計店が盛況の様子であった。ただ、中環にあるFP JOURNEのブテックには時間の都合で立ち寄ることができなかったので次回は是非、こちらも覗いて見たい。
また、ご存知のように香港も澳門も時計の二次流通市場も大変充実している。
「押」という漢字が使われている店舗は日本の質屋さんにあたるようだが、ここの商品在庫が半端ない。
カジノで儲け、あるいは丸裸にされて時計が売買されているかと思うと、何だか一階の時計ファンとしては複雑な気持ちでもある(^_^;)
旅行序でに国内人気時計を一本ハンドキャリーすれば楽々旅費がペーできる・・いやいや軽く免税範囲の価格を越えるので、目の保養にしておこう。
当月も拙いブログをお読み頂き誠にありがとうございました。

Hongkong

玩具の仕入に関する商談、及び市場調査・・・・・&結婚20周年を兼ね、家人を帯同し香港を訪れた(^O^)
相変わらずのチャイニーズパワー!
ネイザンロートでタクシー待ちをしていると列への横入り、パテックフィリップやエルメスでの買物もクロックスのサンダルを履き半ズボン姿、ムード満点のレストランで爆音をたてた会話・・・
東京山手線の立ち話で”中国人はマナーが悪い”という類の話を頻繁に聞く・・果たしてそうだろうか・・
私は日本人の常識が全く通らない慣習を肌で感じると益々事業欲が沸く。
ある意味で中国人の方はマナーが欠落している点もある。世界中、チャイナアンチは多いかもしれない。
しかし、別の角度から見ると”生き方”のブレなささ、食(旨いもの)への拘りなど人としての強さを感じる。
妻には申し訳ないが、ロマンチックな夜景を見ながらも”日本人としてのビジネスのあり方”を創造した三日間であった。
台湾や韓国、タイも魅力に満ち溢れた国であるが香港は中国に正式変換されるまで益々目が離せない。

空港や駅は最強のショッピングモールかも・・

久しぶりに品川駅へ行くと何と、駅構内に老舗バッグブランドの”吉田カバンPORTER”が出店されていた。

ポーターらしい、洗練されたインテリアの内装はとても素晴らしい。
店内のスタッフさんは法被(ハッピ)のような日本の伝統衣装を纏っている。
明らかにターゲットは外国人の方なのだろう。
近頃、大手セレクトショップさんが空港や駅にアンテナショップを創られる。
小売にとって販売方法が常に変化し続けていることを忘れてはいけない。
そのうち、公衆トイレの中や駐車場などでもモノや情報が売られる事になるのだろう(^O^)

素晴らしいVMD

名古屋駅、近鉄線のホームから新幹線ホームへ抜ける連絡通路内に伊勢志摩の観光ポスターが柱に巻かれている。

竹下景子さんや檀れいさんは登場せずに、二見の夕焼けをアピールしたポスター。
夫婦岩のバックに沈む真紅の夕焼けがとても綺麗だ。同県人ながら、この写真の訴求力は非常に高い。
タレント(芸能人)の方が全面に出たコマーシャルは今後衰退化していくだろう。
景色、味、人・・旅の本質を付くキャッチコピーが益々隆盛になるのだろう。

GLOBE TROTTER

愛用のグローブトロッターの21トロリーにアタッシュケースをジョンイトできるアクセサリーを購入した。

上質な本革製なので、とても手に馴染む。アタッシュとコロコロを同時に使用することは少ないかもしれないが、純正パーツとしてはとても素晴らしい出来。
それにしても、グローブトロッターの内外価格差は何とかならないものだろうか。
性分的についつい並行品を買わない傾向があるが、ここまで直輸入品と国内正規品の価格差があるとサービス内容について疑いたくなる。
そんな不安を直営店の定員さんに尋ねてみた(^_^;)
一番の違いは修理の際に保証書が無いと国内正規店では受け付けてくれない。また、購入から二年間は修理の際の配送料が無料になるなど、細かいサービスもあるようだ。
しかし、何よりも正規店での購入は”正しい情報を専門スタッフさんから聞ける”という恩恵だろう。
輸入品の小売を生業にしているものがいうのも何だが、目先少しの価格差でモノを買うのは結局損をするのだろう。

埋め立てゴミ

先日、家庭で出た”埋め立てゴミ”を処分場に持ち込んだ。

所定の手続きを済ませて、係りの方に指示された通りに進むと、広大な敷地に悪臭が漂う。
目を覆いたくなるほどの物凄い量のゴミ。
ひっきりなしにゴミ運搬車が行き交う。これほど、埋め立てされるゴミがあるかと思うと地球に穴があく思いがした。
REDUCE(発生を抑制)
REUSE(繰り返し使う)
RECYCLE(再利用)
REFUSE(不要なモノは受け取らない)
REPAIR(修理して使う)
5Rの重要性、言葉では判っているつもりだったが、あの悪臭を嗅いでからゴミへの意識が自分の中で格段に変わった。

スノーボードブーツのメンテナンス

楽しいスノーボーディングには”良い性能のブーツ”が必須である。
「スノーボードを上達するにはブーツに最もコストをかけるべき」という意見があるが、私も一理あると思う。

もう何年履き込んだだろうか・・BURTON社製のSL-8。

ゲレンデライディングからバックカントリーまで、1月の厳冬期から5月のスプリングシーズンまで、私の足元をしっかりとサポートしてくれた。

インナーのヘタリは若干あるものの、吸い付くようなフィット感はまだまだこれから・・という感じ。しかし、今年に入ってソールの剥離が急速に進んでしまった。

ソールとアッパー部の隙間から水が侵入し始めている。

エポキシ系ボンドを間に流し、剥離をおさえる施術を行った。

普段履きする革靴同様にブーツの定期的なメンテナンスをすることで劇的に寿命が伸びる。オフシーズンにボードのチューンナップやウェアのクリーニングをされる方は多いが、ブーツの保管方法に気を使う方はまだまだ少ない。プラスチック製の簡易的なシューキーパーを入れておくだけでも、型崩れを防ぐことができる。

今シーズンは諸々の理由で決して満足いくホワイトシーズンでは無かったが、来シーズンは体、時間、道具を上手くコントロールして楽しみたい。

 

イギリスのロンドンには人生で3回程行った記憶があるが何れも雨が降っていた。

しかし、ウィッキで見てみるとイタリアのローマやフランスのボルドーよりも降水量は少ないようだ。

本州も次月には梅雨入りし傘やレインウェア、長靴の出番が多くなる。

蒸し暑い雨の日は何となく気分が冴えないが、そこはレイングッズを新調しお洒落を楽しみたい。

イギリスを代表する傘ブランド”FOX UMBRELLAS”に興味津々(^O^)

エレガントな細巻きで有名なフォックスであるが、ナイロン素材の傘を世界で始めて開発した老舗傘ブランドだとか。

随所に拘りを持つが、特にハンドル部の素材使いは素晴らしい。

そんなFOXが近々、パーソナルオーダー会を開催する。

ん~創りたい・・物欲が沸々。
体にフィットし、季節にあった素材のスーツを着ても、百均のビニール傘では台無しである。
ハンドルはオークのソリッド、ネイビーベースに一部ブラウンのカラーで生地替え、イニシャルも入れたい・・・あ~妄想が膨らむ。
ただ、2万円の傘を、酔っ払ってレストランの傘立てに置き去りしては泣くに泣けないので、イニシシャルではなく、メールアドレスの刻印が必要かも・・(^_^;)
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