経木

薄い板のことを経木(きょうぎ)といい、紙が普及する以前は記録媒体や包装材として使われていたとか。

現在、部屋の模様替えを検討している。窓のカーテンやバーチカルブラインドを取り換えると気分が大きく変わる。

そこで思いついたのが経木を使った簾ヽ(^o^)丿

色々と調べてみるブラインドメーカーのニチベイさんからリリースされている。出張序に山王にあるショールームへ立ち寄った。

想像していたよりも質感も素晴らしく、機能的にもとても魅力が高い。素材は竹なので和風素材のように感じるが色目や柄のチョイス次第では和モダンな印象にもなる。

ただ、想像を遥かに超えたのがお値段・・カーテンやブラインドと比較するとかなり高価(;^ω^)

 

今朝、家人に相談すると案の定却下・・作戦を練りなおしタイミングを見計らい、もう一度プレゼンテーションすることにしよう。

照明

近頃、灯りにとても興味がある。

カーサブルータス最新号、「インテリアは照明しだい」というタイトルにうなずく。

我々が扱う商品も照明でとても魅力的に見えたり、逆に暗かったり明かり過ぎたりすると商品の良さが全く伝わらないことがある。又、光量や光色の好みは千差万別なので難しい。

個人的にはスタルクやセシリエマンツ、ポールヘニングセンあたりが好みではあるが、最近はちょっと趣向に変化があってイサムノグチやジョージネルソンなど、和っぽいデザインのものに心惹かれる。

インテリアショップの一角で照明を販売するお店は沢山あるが、もう少し幅広く照明に拘ったお店も面白いかもしれない。

 

 

laundroid

都内のインテリアショップで謎の装置を発見。

何でも、インサートボックスと言われる下段の引き出しに洗濯物を放り込むと全自動で折りたたみ、仕訳・整理を行うらしい(;^ω^)

近未来的なフォルムは部屋のインテリアにもマッチするようなデザイン。画像解析、人工知能、ロボティクスの三要素の技術を搭載した全自動衣類折りたたみ機(ランドロイド)HP【コチラ】

詳細なスペックも価格も知らないのに評価するのは大変失礼だが、今はこの手の家事ロボットはよほどのハイスペックでなければ全く必要ないと感じる。ただ、10年先にはこういうクローゼットが暮らしの中でスタンダードになるのかもしれない。

鬼はそと、福はうち!明日は立春。週明けは寒さが大変厳しいとのこと。皆様お体ご自愛ください!

 

 

ルイスポールセンリミテッドエディション

師走のデパートのショーウィンドーは大変賑やかで気持ちがホッコリする。

先日、名古屋の栄を歩いていると一際心打たれる物を見つけてしまった。

 

ルイスポールセン PH 3 1/2 AMBER COLOURED GLASS PENDANT

三層の吹きガラスでつくられた琥珀色のシェード、無垢の真鍮製の灯具。生産数は350本の限定。直径33センチのサイズはダインニングテーブルで使用するには丁度良いサイズ。

嗚呼、堪らなく欲しいが我が家では吊る場所が既にない。会社店舗の正面に一灯どうだろう(^_-)-☆

 

モダンリビング最新号

定期的に目を通すモダンリビング誌。

建築のこと、デザインのこと、インテリアのこと・・洋服カルチャーともクロスオーバーし、これから始めるライフスタイルショップの重要なソースともなる。

特に今回は北欧特集ということで隅から隅まで読みいった。

織田憲嗣氏のコレクションと審美眼には改めて敬服する。また密かにファンの料理研究家 行正り香(ゆきまさりか)さんのアトリエ(表紙)とご自宅の空間がめちゃくちゃセンスが良すぎて鼻血ブーになりそう(;^ω^)

新社屋の方向性も決まったので、いよいよライフスタイルショップ開店に向けて準備を進めていきたい。

 

真鍮製のスイッチプレート

自称「建材フェチ」なので商店建築などの専門誌に目を通すことが多い(;^ω^)

目を引いたのが真鍮製のスイッチプレート。

経年変化しない物も好きだが、良い意味で経年変化する物にも近頃興味が湧く。

特に真鍮は手垢や大気中の水分などで、どくどくのクスミが時間と共にかかってくる。

毎日手にするスイッチプレートやコンセントプレート変化を楽しむには打ってつけの素材。

以前、ギフトショーで観かけたことがあるSMLのアイテムをポチリ。残念ながらこの類の商品を多数取り扱うお店もここ四日市には無い😢

バイブレーション処理された表面、汎用品より少し小さめなデザインがよりエッジが立ってシャープに見えるのもいい。ただ、四隅が溶接されず曲げ加工のみの処理なので耐久性がやや心配(;^_^A

 

トイレ

トイレが壊れた(;^_^A

便座の駆動部分がポッキリと折れてしまった。製造からしばらくたっているので同タイプの補修部品がないとのこと。また、部品供給が終了しておらず便座交換が可能だとしても見積もりは諭吉20枚ほどかかるだとか(;^_^A

便座一式交換を検討する為、お近くのショールームへ。

TOTOさんのショールームで一際目立つトイレがあった。

ネオレストNXという最上位モデル。

何とも不思議な流線形のエッグデザイン。陶器の質感がとても重量感があり、継ぎ目のないデザインも素敵。

トイレって毎日使用するものなので、節水や省エネなどの機能面も重要。デザインに諭吉50枚を超える高級トイレが店舗や自宅に必要かどうかの価値観は人それぞれだが、私的には大いにあり。

久しぶりにいいものを見た\(^o^)/

 

 

テーブルのお手入れ

冬はお肌同様、木も乾燥する。

ナラ材の食卓テーブルも乾燥して油分が完全に飛んでしまっている(;^ω^)

 

アメリカ産の蜜蝋ワックス”Feed-N-Wax”を念入りに塗布した。

 

 

写真左が塗布前、右が蜜蝋とクリーナーでメンテした状態。

とてもシットリして手触りも優しくなって大変満足ヽ(^o^)丿

 

天然素材で良いモノはこまめにメンテナンスを続ければとても長く愛用でき、経年変化が美しい。

 

良質素材を使ったお洋服も同じことがいえる。

 

 

ドアハンドル

店舗やホテル、公共施設などのドアハンドルで圧倒的なシェアを誇るUNION(ユニオン)さんの名古屋ショールームを尋ねた。

 

 

場所は名駅より少し離れたへんぴな場所(;^ω^)歩いて行くには距離があるのでタクシーかマイカーが必須。それでも行くだけの価値は十分ある。

 

 

そもそも扉がないか、それとも自動扉で無い限り、お客様が店舗に来店いただき最初に触れるのは扉のハンドル。お店づくりに欠かすことのできないアイテム。

 

ネストビルのメインゲートの傷みが激しくなってきた。また、8年を経過したお店の扉も経年劣化が目立つ。今年はリノベーションの予算も必要となるだろう(;^ω^)

 

店舗の改装を色々考えるのは実に楽しい。資格と感性を併せ持った一流の設計士さんにアドバイス頂くことも大切だが、自分であれこれと考えることは感性(センス)を磨くことになる。

 

木製の無垢ハンドル、バイブレーションのような新しいステンレス加工、身長ほどあるロングバー、ふんだんにデコレーションされたユニークなハンドル・・

 

自邸ならばシンプルで飽きのこないものが一番だと思うが、お店には”らしさ”がほどよく必要。

 

ショールームという空間にいるとついつい長居して、担当の方を質問攻めしてしまう(;^ω^)

 

 

 

 

 

 

美しい伝統技術

先日、自邸の壁をお世話になっている職人さんに塗って頂いた。

 

 

海藻や藁を入れ練り込んだ土を手際よく壁面に塗り込んでいく光景はとても美しい。

下塗りをする職人さん、平にならす職人さん、藁を要所要所にデザインする親方・・

 

現代の住宅室内壁はクロスが最も多く使われていると聞く、メンテンナスの手軽さやコストパフォーマンスは確かに素晴らしかもしれないが、漆喰や土壁などにしか表現できない独特の質感やアジのようなものがある。

 

科学技術の発展や情報集積によって住まう家”は日進月歩で変化していく。

 

しかし、自然素材、機能的デザイン、そして職人の手仕事を人は”住まう家に”これからも求めるに違いない。

 

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