伝統工芸品

近頃、色々な場所で当地の伝統工芸品が販売されているのを目にする。
先日も鳥羽駅前の商業モールの一角に専売コーナーが設けられていた。

万古焼で作られた酒器、伊勢木綿のハンカチ、松阪木綿の小物、額装された伊勢型紙、そして嬉しいことに日永うちわも大きく宣伝されていた。何と松阪木綿とのコラボレーションo(^▽^)o

弊社の会社所在地である日永には江戸時代に「日永うちわ」「永餅」「日永足袋」の3つの土産物屋が軒を並べ大変賑わいを見せていたとか・・日永うちわは株式会社稲藤さんが永餅は笹井屋さんが伝統を守り続けられているが、残念ながら日永足袋は現在途絶えているようだ。しかし、足袋のラストは東海道日永郷土資料館に保管されているので、何とか復刻できないか現在案を練っているところだ。

伝統工芸品がこういうカタチで紹介されるのは同県人として非常に嬉しいが、どうも売り場にパンチが無いような気がする(^_^;)旅行者の方が手に取られる様子も伺えたが、買われる気配は無かった。

弊社のミミエプロジェクトも何もカタチになっていないので偉そうなことを言えないが、もう少しターゲットを絞り、トレンドスパイスをふりかけてみてもよいのではないだろうか・・

しかし、平日の昼間なのか高齢者ばかりの来館が目立った・・

何だか鳥羽も寂しいな・・

世の中には割り切れないことが多い

・・そんな気分の時は休日に美味しいお酒を飲むに限る\(^^@)/

”焼酎は芋がベストだろう”そんな風に思っていたが先日、焼酎の価値観が変わるお酒に出会った。
まろやかな風味は米焼酎特有のお味・・芋よりいいかも・・(^O^)
酒の肴に、おにぎり煎餅やピケにも大変お世話になっているが、マスヤさんのこの酒は大変美味しい。
仕事で障壁にぶつかったとき、酒の癒しの力を借りず、翌朝から気持ちを切り替えトップギアに入れられる世の中の社長さんって凄いな・・そんな社長を目指したいな

講演会に参加

先日、株式会社イドム代表取締役の小出宗昭氏の講演を拝聴した。

私が敬愛する方から噂は聞いていたが、生でお会いするのが初めてでワクワクした気分で参加した。
企業支援家としての事例を交えながら、90分のトークは大変情熱的であった。
内容的には斬新で物凄い類の話しではなく、商売の王道的なお話し。
”中小企業の支援”を天命と思って挑む姿勢には大変見習うべきものがあった。

カナダ大使館

東京メトロ青山一丁目駅から徒歩数分に建つカナダ大使館。

年に2回、カナダメイドのアークテリクス製品の買い付けで商談に訪れる。
その度に感ずるのは、
和と洋、自然と人工の絶妙なバランス。
実に素晴らしい。
確かに空間を贅沢にとれば素人目でも見た目の美しさは整えられると思う。しかし、絶妙なバランスが計算されていなければ数年で飽きる。
また、建築に使われている素材も大変重要である。
ファッションという繊維物の扱いを生業にしている自分にとっても同じで、粗悪な素材を使った洋服は着心地がすこぶる悪い。
本物は本物。値のはる物にはそれなりの理由があることを痛切に感じる。
お値打ち(企業努力)で良いものが、確かに日本に多いことは喜ばしいことではあるが、価格を一番で粗悪で信頼性の低い物も多く氾濫しているのも事実である。
本物と偽物、お値打ちな品とボッタくり品。
審美眼を磨き、何事も分別をつけたい年頃だ。

仕事をする上でのお金(給料)のウェイトは何番目なのだろうか

牛丼のすき家さんなどを経営するゼンショウホールディングスが人手不足で一部の店舗が閉店に追い込まれていると聞く。






日中は1.000円近い時給、深夜については時間あたり1.225円もの高額に関わらず人員が集まらないのは何故だろう。



会社の真ん前にすき家さんがあるので自分も一年に数回利用させて頂くが、時間帯を問わずお客さんが入っているように見える。しかし、店内のスタッフさんの数は明らかに少ない。
仕事選びの基準は人夫々であるが、お金のウェイトは何番目なのだろうか・・
30年前に某大手電機メーカーに就職した大きな理由は3つあった。
・大学に行く費用が家庭の事情で厳しそうだと感じたから。
・両親から商売人よりもサラリーマンを強く勧められたから。
・高校から打ち込んでいたバドミントンを社会人になっても続けられるから。
20年前に電機メーカーをやめ、ボードショップを開業した切欠も3つの理由があった。
・変化や進化を上司が認めてくれない風土が社内に蔓延っていたから。
・興味感心あることを突き詰めてみたかったから。
・自分自身が商売でどれぐらいやれるかを試してみたかった。
今でもそうであるが、お金のことを細かく考えたことはサラリーマン時代、社長時代を含め考えたことは少ない。
高校卒業時、某運送メーカー、某自動車メーカーの交代勤務や餃子の王将は初任給が高かったことを記憶しているが、親に楽をさせてあげたい思いで一瞬考えたが、結果的には好きだったバドミントンを優先した。
閑話休題。
すき家さんのようなアルバイトの方の労力がメインのマンパワーとなる業種にとって”時間給”はプライオリティの高い選択肢の一つに違いないが、もう少し外食産業は”夢”に繋がるような雇用条件を打ち出すことはできないのだろうか。
安くて早くて味ホドホド・・を求めた客側の私達にも問題があるが、外食産業は我々小売業と同じで”お金”以上の”働く魅力”を打ち出す時に来ているとつくづく感じる。

パソコンの替え時・・

仕事で使うパソコンがそろそろヤバイ(^_^;)
おそらく充電系統のトラブルで電源が入ったり切れたり・・時々画面がフラつく・・
2007年製のOSは何とwindows vista。サポートは勿論、純正保守部品を入手するのも困難だろう。耐久性に強いレッツノートだけあって、液晶本体や外装には全く問題ないが購入から7年を経過したのだから不具合は致し方ないだろう。
社内には30台近いパソコンが連日稼働している。
恐らく、社長である私のパソコンが最も古いと思われる。高度は表計算や質の高い画像処理も行わないし、容量の大きなアプリも使用しない。インターネットとデータや画像が閲覧でき、メールの送受信がクイックに行えればそれでいい。
随分前から買い替えを検討していたのだが、社内のパソコンの更新を優先しているのでやむ負えないが、決算も迫って来ているのでそろそろ本気で考えなければならない。
選択肢は色々あるが、最も自分的に折り合いをつけなければならないのが価格と耐久性、そして生産国。
クールなデザインが素敵なsony製か価格最優先のlenovo製(ご存知お隣り中国製)か・・
プライベイトはタブレットで十分だが、仕事ではまだまだパソコンに分があるだろう。
パソコンを単なる家電と捉えるか、仕事をする上でも上質なインテリアに触れていると捉えるか・・

Plaza Premium Lounge in HongKong International Airport

空港での待ち時間を、上質なモノにするにはラウンジでのリラックスタイムが重要。

先日訪れた、香港国際空港で始めてプライオリティパスを利用した。
プライオリティパスを見せると無料で入れる、プラザプレミアムラウンジは大変質の高い時間を提供してくれた。
アルコールやフレッシュジュースなど飲み物は勿論、ラーメンやお肉料理、フレッシュな野菜、フルーツにショートケーキなど中級のビュッフェレストラン並の質。
スマートフォンなどエレクトロニクスデバイスの充電から最旬雑誌の提供などなど至れり尽せり。流石にシャワーは別料金であるがカードメンバーへのこのフルサービスは素敵だ。
プライオリティパス単体を入会するとなると4万円相当の費用がかかるようだが、楽天カードやアメックスカードなどに入っていると自動で送られてくるので大変ありがたい。
ドライバー必須のJAFカードや黄色と青のお馴染みのTカードなども国内では色々なサービスが受けれれる事も多い。
カードにどんな特典がついているかを案外知らないことも多いのではないだろうか。

香港玩具市況

高級宝飾品、高級レストラン、高級ブランド・・香港は富裕層に向けたお店が多い中、九龍の旺角界隈は”個性的店舗”が相変わらず強い。

熱帯魚や金魚、ペットに強いお店、スポーツ用品に特化した商店街、スマートフォンや携帯端末ばかりを販売するストリート、日本のアニメや映画のヒーローを集めたフィギュア専門ビル・・and more
高級ブテッィク巡りは一日で飽きるが、旺角界隈は余裕で二日入り浸れる。
今回はフィギュアショップ巡り。
日本なら違法建築として間違いなく摘発されそうな古びたビルに所狭しとフィギュアショップが並ぶ。
ソルジャー(兵隊系)に強いショップ、日本アニメを押すお店、本家本元のホットトイズを勢力的に販売する店舗。
明らかに版権をクリアしていないと思われるキャラを、堂々と販売している潔さはチャイニーズパワーを感じる。
そんなウルトラマンやゴジラあったっけ・・?というのもあるあるある。
店内のあちらこちらで”まんだらけ”さんの段ボールを見かける。恐らく、香港の方がハンドキャリーで日本から香港に持ち込んでいるのだろう。
日本よりも1.5倍ほど高い価格設定。恐らく交渉すればある程度は安くしてくれるだろうが、ある程度の商品知識とボキャブラリーが無ければババを掴まされる可能性も高いだろう。
弊社の玩具事業部は明らかに海外を意識した戦略が必要。先ずは京都出店とインターナショナルサイトを強化することが急務だ。

伊賀の組紐

ここ四日市から西へ1時間ほどのところに伊賀市はある。



伊賀焼、伊賀肉、組紐、忍者、芭蕉生誕の地・・街並みもとても美しい。

先日、組紐の生産工程を見学に伝統工芸士を訪ねた。



組紐に関する予習を同市にある組紐センターである程度準備をして伺ったのだが、創造を超える凄まじいローテクさに驚いた。



専用機械で作られるもの、昔ながら手で一本一本編むもの、異素材を組み合わせて編むもの、芸術性の非常に高い柄・・



しばし、時が経つの忘れ生産工程を見入ってしまった。






弊社が現在進めている新しいプロジェクト(ミミエ)を通じ、伝統工芸の良さ、素晴らしさを何とか多くの方に伝えたい。



うだるような暑さの中、黙々と仕事をされる職人さんの汗と静かな熱意を感じ、益々プロジェクトへの情熱にスイッチが入った。


 




空港や駅は最強のショッピングモールかも・・

久しぶりに品川駅へ行くと何と、駅構内に老舗バッグブランドの”吉田カバンPORTER”が出店されていた。

ポーターらしい、洗練されたインテリアの内装はとても素晴らしい。
店内のスタッフさんは法被(ハッピ)のような日本の伝統衣装を纏っている。
明らかにターゲットは外国人の方なのだろう。
近頃、大手セレクトショップさんが空港や駅にアンテナショップを創られる。
小売にとって販売方法が常に変化し続けていることを忘れてはいけない。
そのうち、公衆トイレの中や駐車場などでもモノや情報が売られる事になるのだろう(^O^)
Scroll to top