日本産

都心では訪日する外国人が益々増えていると聞く。何でもドラッグストアでは日常品を爆買し、家電量販店でも高額な日本製品を買うという。
先日、名古屋の大手百貨店のショーケースで”JAPAN QUALITY”と題して伝統工芸品や革製品が美しくDISPLAYされているのを見た。

専用の売り場も整えられ、百貨店側も積極的にアピールされているようだ。
この手の商品のターゲットは誰なのだろう・・訪日外国人? 国内の富裕層? 物に拘るクリエイター系?
勝手な想像だけど、日本の伝統工芸品を訪日外国人はきっと買わないだろうな・・・欧米人や他のアジア人の方が惹かれる琴線が微妙に違うと思う。
日本製品のクォリティは奥ゆかしさがあって繊細で確かに素晴らしい。そういうところに惹かれる人は外国人とかではなく、歴史や製造工程、うんちくが好きで、色々と散財してきた年配の方たちではないだろうか。
誰に向けて物を売るか・・物売りにとって最も勘所である。
 

事業承継

取引先金融機関から定期的に送られて情報誌の内容がとても参考になる。
最新号では事業継承についてのポイントがとても判りやすく解説されていた。

少なくともあと12年(60歳)は借金返済のこともあるので社長を辞められないが、叶うものなら60歳で社長を辞め決裁権を誰かに譲りたいと考えている。また、健康面で突然仕事ができなくなることになるかもしれない。会社の継承なんてまだまだ先だとおもっていたが10年なんてアッという間に経つ。
事業継承は”決める権利”を渡すこと。 過信、慢心、驕りが経営判断の間違いをつくる。 社員一人一人の心をいかに満足させ、心の成長を促せるかを社長は考えなければならない。 社長の引退と共に右腕や番頭も引退するのが一番の理想。 後継経営は減らさない経営などなど・・株式会社トップメネジメント研究所代表の二条氏の言葉は判りやすく、挫折をされた経験もおありなので言葉が実に重い。
右腕、番頭、金庫番、おかげ様で会社の幹部がここ数年で大きく成長してくれた。
自分自身”全能感”に覆いつくされ、裸の王様にならぬよう過信、慢心、驕りは十分注意したい。
 

TOKYO

昨日、久しぶりに東京を訪れた。

東京駅の柔らかなライトアップも美しいが、近隣の高層ビルもイルミネーションされ益々国際都市として華やいできた。
我が街、四日市も”コンビナートの夜景”が人気のようなので、上手く観光資源として取り入れ街づくりをデザインして欲しいものだ。
 

空き店舗

会社近くの大型商業モールの空きテナントが目立つ気がする。

見た目には株高等で景気が良くなっている感が強そうだが、地方と都心とか市街と郊外とかの単純比較ではなく全国各地で益々二極化が進んでいるのだろう。
持論であるが少々インフラ(立地や駐車場など)が悪くても本質的な物の販売をしておれば必ずニーズが生まれ、お客様から認めて頂けると信じている。ただ、我々のような特殊な趣向品だからいえるのかもしれない。きっと同価値の実用品を買うなら安い、近い、早いが最優先されるのだろう。
ウィークエンドにも関わらず広大な駐車場は閑散としている。モールの運営会社は資本力ある会社なので、集客が無くても痛くも痒くもないのだろうが、丸ごとテナントリーシングを弊社にやらせてもらえないだろうか。カルチャコンビニエンスクラブさんほどの企画は出せないかもしれないが、お客様をワクワクドキドキさせるコンテンツで結果を残す自信は多少なりともある。
現在の土地や設備を担保にシンジケートローンを組んで”ABO村づくり”はできないものだろうか・・きっと家人には反対されるが意義ある仕事だと近頃思う。
 

京都の甘味処

大阪からの出張帰りにふらりと京都へ立ち寄った。後一か月もすると桜の開花で観光客がごった返す。静かな京都が好きな自分は初春と初秋にたびたび訪れる。
京都のお寺巡りは何度行っても新しい発見があるが、それよりも個人的に楽しみにしているのが甘味処巡り。
ぜんざいや白玉団子の入った抹茶パフェには特に目がない。
知る人ぞ知るの名店からメジャーなチェーン店まで色々なお店を訪れて楽しんでいる。料理をスマフォでパチリとやるのは自分の流儀に反するので味を中々思い出せないお店もあるが、京都には美味しい甘味処が沢山ある。
今回は銀閣寺の近くにある、あぶらとり紙で有名な”よーじやさん”のカフェを訪れてみた。
お味はまずまず、コスパもまずまずだが、庭園を眺めながらロケーションは素晴らしい。

将来、もしも時間に余裕があるなら小さな規模の甘味処を家人とやりたいな・・と思っていたりもする。
和カフェ近所に欲しいな・・

大阪出張

今日は久々に大阪出張。いつものツメツメカツカツでは無くゆったりとしたスケジュールヽ(^o^)丿
大阪市内でB級グルメを頂きながらの市場調査も実に楽しい!
相変わらず外国人旅行者さんを大勢目にする。大手ドラッグストアさんでは大量に日本土産を買い込むお姿。
何だか確実に景気は良くなってるんだな・・地方に住んでいると全く景気が上向きになっていることを実感しないが、オリンピックまでは株も土地も益々上がるという経済評論家の話は満更嘘では無いのかも。
今日は雨上がりで花粉が多く舞っている・・堂島川の風が冷たく感じるが、少しばかり春の訪れを感じた3月4日

 

萬古焼をつかったイベントを開催

穏やかな日差しの下、四日市の萬古焼メーカーさんと共催イベントを開催した。

陶器のダッチオーブンを使いミネストローネスープをつくったり、桜のチップで燻製料理をふるまった。
キッズチームにはおなじみのマシュマロ焼き体験を楽しんで頂いた。
キャンプに陶器の調理器具やカトラリーを使うスタイルは近頃色々なキャンプ場で目にはするものの、ステンレスやアルミの軽量素材で割れないものがスタンダードとして使用されている。勿論、道具として素晴らしいが、スローなジャズを聴きながら、青空の下、ゆったりした空間なら陶器の調理器具は心地よい。しかも直火が可能で蓄熱性が優れているので寒い季節にはうってつけ。
モデラートでは今後新しいキャンプスタイルの提案にも益々力を入れて行きたい!そんな切欠になった2月最後のイベント。
当月も弊社の関連事業部をお引き立ていただき誠にありがとうございました。
 

カッコイイお仕事

高層ビルからカラフルなザイルが三本降りている。上空を見上げると3名の人影が。

ビルの窓ふきを行うプロの掃除人の方々。自然の岩壁壁に比べれば安全度は多少高いかもしれないが突然の風などが怖い。
また、もしも誤って掃除道具などを落としてしまった場合は大参事になり兼ねない。おそらく一瞬たりとも気の抜けないお仕事だろう。高いところがあまり得意ではない自分にとって縁遠いお仕事だ(-_-;)
人を貶めたり、人をだますような事はそもそも仕事といえないが、近頃自分のやりたい事だけをやって結果、認められれば仕事と説く世論もある。確かに一理あるし、仕事を始める切欠は自分本位で良いと思う。ただ、仕事の本質はやはり世の為、人の為、次の世代に仕える事であると私は思う。
 

東海シゴトフェスタに参加して

昨日は名古屋国際センターで開催された”東海シゴトフェスタ”に参加してきた。

200人を超える熱心な若者と26社の企業が集まった。
それにしても働くことに感心の高い学生がこれほど多いことに大変驚いた。
参加企業様も資本力が大きくなくとも東海地区を代表する優良企業ばかり、弊社のようなサブカルチャーの小売りをする会社は若干浮いているような・・そんな気持ちがなくもなかったが、会場入りしプレゼンテーションが終わると、いつもの若者に対する熱い気持ちを抑えることができず、声がかれるまで熱弁をしてしまった(-_-;)手応えも十分あった。
弊社は決して会社を大きくすることを良しとして経営を行ってはいないが、先輩から技術や伝統を受け継ぐ好循環な流れは絶やしてはならないと考えている。新卒者の採用は先行投資でありコストも非常にかかるが会社経営として物凄く大切なことなので引き続き社長の私が力を入れて取り組みたいと思う。
東海シゴトフェスタに参加させて頂きとても実りある時間を頂いた。ただ、一点冒頭のシンポジュウムでパネリストの方が語られた”働くことの価値観”についての内容はかなり疑問というか異論が湧いた。この点に関しては機会があれば事務局にフィードバックしたいと思う。
 

社長の特権

少し前になるが、今年もバレンタインデーに手作りのお菓子を頂いた。

この年齢になっても貰えるのはまさに社長の特権(*_*)妻帯者でアラフィフの男が女性から手間暇かけたものを頂くのは実にありがたく嬉しい・・こんなことを書くとお菓子を貰っていない職場の女性を全て敵に回すような発言に捉えられると困惑するが、弊社で働くスタッフは紳士淑女の方ばかりなのでこの言葉の意味合いは十分ご理解頂けると思う。
その昔、自分もパン教室やお菓子をプロに習いに行った経験があるので発酵や焼成具合がとても難しいのは理解できるのだが、弊社の女性スタッフが創るお菓子はプロ並みに美味しい。特にしっとり感と弾力性のバランスは市販のものを上回る。
カフェ事業部をマジで考えなくもないが、小売りを極める弊社のミッションから飲食事業はもう少し先になりそう。
2月半ばから諸々の理由で甘いお菓子を沢山口にしている。幾分お腹周りが気になるので怖くて体重計に乗っていないのだが、そろそろ春の足音も聞こえ始めたので甘いものの食べ過ぎには十分注意しなければ(-_-;)
 

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