舟を編む

ある映画好きな方から「安保さんは邦画よりも洋画がお好きですね」そんな言葉を頂いたことがある。
確かに幼少の頃に見た映画がタワーリングインフェルノであったり大脱走などの洋物活劇が多かった。成人になってからも週に一度は映画館に通っていたが殆ど洋画だった。
しかし、ここ最近は進んで邦画も見るようになった。行間を読む独特の間。日本語の美しい表現・・ようやく邦画の良さがしみじみと判ってきた(爆)
先日、松田龍平主演の「舟を編む」を見た。

 
気の遠くなるような歳月をかけて辞書づくりに挑む姿。笑いあり涙ありの作品。
松田龍平さんの控えめで真面目な演技、抑えたBGMと美しい言葉。とっても静かで心地よい133分分。改めて辞書の偉大さ、言葉の大切さ教えてくれた。
私的に★4.5の秀作。是非、絵文字や「マジで~」世代の若者に見て欲しいと思う。

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