inventory

昨夜は顧問税理士さんと弊社経理の3人で会食させていただいた。
ちょうど昨年の今頃は税務調査中で売上データや在庫データの提出でてんてこまいだったことを思い出す(;^ω^)
小売りを生業にしていると”売上高”という数字がとても重要であることは周知の通りだ。社内の管理職も現場スタッフも毎日、毎月の売上状況を常に意識している。手前味噌にはなるが弊社のスタッフは職域を問わずこのあたりの意識は高いと感じる。
しかし、”売上高”と同じように重要な”在庫高”に関してはどれぐらい意識を持っているだろう・・・正直、不安を感じる事がある。適正在庫は良しとして、トレンドが激しい生物や季節性の高いモノなど今期売り切らなければならない商品や金額を徹底的にマークしセルスルーする対応をしているだろうか。
在庫データを集計し、あの手この手で不良在庫の低減をお願いしているがそのアクションにどこか”他人事感”を感じることがある。
 
酒を呑み交わしながら税理士の先生はいつもこうおっしゃる
「結局は自分のお金で仕入れをしていないからね・・」
「月末の支払いが大変でお金の苦労をしてないからね・・」
身もふたもないはなしだが、結局はそういうことなのかもしれない。
「仕入れたものを100%責任もって売る」
簡単で無いのは確かだが、それを目指すのが小売業で生き抜く術だ。
売上と在庫と経費の足し算と引き算、つまり利益こそが給与(報酬)の源泉であることを再三MTGで伝えている。
結果の数字だけで人事考課をする気はさらさらないが、もう少し責任力をあげて欲しいと求む。
暖冬だからといって商品を返せないし、お取引先様にお金を払わない訳にはいかないのだから。
 
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