皆様は保険の”約款”というものを隅から隅まで読まれた事はおありだろうか・・
先日の台風17号の影響により、弊社も大きな被害を受けた。
作りたての植栽が流され、店内に異常な迄の雨水が侵入した。幸いスタッフとご家族が無事だったので最悪の結末では無かったが、店内に甚大な被害を受けた。
地盤面より45センチ以上の雨水が侵入した場合は保険が適用されるが、44.9センチなら保険保証されない。
一刻を争うような状況でどこまで雨水が侵入したかは、曖昧な記憶でしか答えることができない。それが当然だろう。
屋根から店内に雨水が侵入したのか、それとも窓枠から侵入したのかは、我々建築の知識に乏しいものが判断する事は不可能。
店前で5台もの車が立ち往生し、避難勧告が発令された地域を相対的に調査すればお判り頂ける事ではないだろうか。
どうも火災保険というものは規定が曖昧過ぎて頭を悩ます。
スノーボードラック
スタッフからレイアウト自在のボードラックを頼まれたので、バカのひつのおぼえの2×4材&シンプソン金具でつくってみた。
プロの方からすれば鼻で笑われるような程度かもしれないが、サイズとか使い勝手など、今までつくった簡易什器で一番の自信作。
何だか最近、スタッフからペンキ塗ってくれだの、棚を作ってくれだのDIYのリクエストを多く頂く。
出来合い品を買うよりも随分と経費削減できるので、メリットもあるが普段使わない部位が少々筋肉痛だ。
月内で什器製作を終え、次月からは秋冬仕様の清潔な売り場でお客様をお迎えさせて頂きたい。
セコハン
”セコハン”という言葉を東京の友人から始めて耳にした時”何ソレ?”と訪ねた。
セコンドハンドの略で、つまり中古品の事である。
私はほんの少しでも空き時間ができるとホームセンターとリサイクルショップに駆け込む。
リサイクルショップはどちらかというと、ブランド品や貴金属等の高額品を扱っておらず、日用品や厨房用品がおいてありそうな店が好きだ。
こういう店に実はお宝が眠っている。
モノが溢れ、趣向性が高くなった現代、モノの価値(値段)が幾らなのか”目利き”というものが生きる上で非常に大切だ。
セコハンのマーケットに限ってはネットの世界が一番安い訳ではない。
このセコハンビジネスを今の事業に20%ほど取り入れたいと思っている。
業界内での転職
この世界(スポーツ&アパレル)では業界内で転職する方が非常に多い。
自分の能力が過小評価されてると思い込み、他社に転職する・・或いは思い入れの強いブランドに行きたい故に転職する・・それはソレでありだと思うが、正直言って利己的な理由で浮ついている輩が多いように思う。
報酬もソコソコ、自由な時間もソコソコ、やりがいもソコソコ・・
もしも、次世代に一石を投じたいなら自分でリスクをとるべきだ。
志の高い営業マンなら10分も世間話をすれば人生の目的を理解する事ができる。
”俺が独立し、事を成せば業界が活性化し目標にぶれる若者を導くことができる!”・・そんな思いで転職する人は一握りであろうか。
しかし、思い願い、決断しなければ夢はかなわない。
たかだか人生数十年。
瞬きしている間に仕事もできなくなるのだから。
下道
ここ四日市から奥美濃方面へは東海北陸道を利用する。
時間帯と曜日にもよるが、そこそこのペースなら3時間ほどで飛騨清見インター迄行ける。
先日の旅では少々時間に余裕があったので、帰路は高速道路を使用せずに国道で南下した。
何十年ぶりかに通った”せせらぎ街道”は車の交通量も非常に少なく、ススキや紅葉などの木々がとても美しく、ドライブを存分に楽しめた。
しかし、高速道路ができた事により、今まで多く利用されてきた国道界隈の街が一気に過疎化していた。こういう街の崩壊は全国のいたるところで起きているのであろう。
確かに高速道路は便利だが、人も車も減少しつつある我が国の道路建設(利用方法も含め)は大きく見直すべきだ。
時間に余裕がある旅なら、なるべく下道を利用し、町並みを眺め、地元の人達とのふれあいを大切にしたい。
仕事がしたくてたまらない
経営者の多くは仕事が趣味であると思う。
今日は定休日。山帰りに商談帰りなので、体は少々疲れてはいるものの、頭は早朝7時に目覚め仕事場に向かう。
静かな売り場で妄想(仕事)するのは大変心地よい。
私は決して早起きなタイプで無いけど、早朝の静かな職場で創作業をやるのは堪らなくいい。
金(返済)の事や人(給与や役職)の事を全く考えずに創作業だけをやっていたら、きっと心の病にはならないと思う(笑)
今から家族と夕食。久々に”拘りすき焼き”。近親者と食いながら話をする。一番のリフレッシュだ!
紅葉
本日は涸沢の紅葉を日帰りで目に焼き付けてきました。
吹流しと山間、太陽のコントラストがとても印象的でした。
トレイルランナー、スルーハイカー、有名人・・大変多くお見かけしました。
物欲
手前味噌な発言になるが、弊社の売り場には個人的に欲しい物が沢山ある。
万人受けするようなものは少ないかもしれないが、創造主の思いが鮮明な作品を意識してバイイングしている。
秋の立ち上がりで物量が多く、目移りするほど物欲をそそられる。
個人買いはお客様に商品をお披露目してからではないと御法度なので、少々辛い。
しかし、使わなければインプレッションを熱く語れないのでこっそり購入するとしよう。
見た目重視か・・それとも用途重視か・・
店頭で接客させて頂いていると実にお客様は多用な感性をお持ちであることに気付く。
「富士山登るから35リットルのザックが欲しい」
「かわいい色で23センチのトレッキングシューズありますか」
「暖かいゴアテックス(?)のジャケットください」
・・・
我々は正しい情報をお伝えするのは当然の任務であるが、お客様の声や優先順位、コストなどをトータルで考えて提案するのは実に難しく、引き出しを沢山要する。
知っている浅はかな情報を見せびらかせてお客様を不快にさせてしまっては当然NGであるが、信憑性の無いネット情報を唱えられても安易に頷くこともできない。
山登りやバックカントリー、トレイルランニングをこれから始める方に、自分自身特に気を配って接客していることがある。
それは、
”そのスポーツを好きになってもらいたい”
商品(道具)のセレクトは見た目と使用用途のバランスがとても大切だと思う。
秋の味覚
秋刀魚、松茸、秋茄子、林檎、梨、栗、柿、葡萄、里芋、戻り鰹、鰯、無花果、南瓜・・
秋は本当に旨い食材が多い。普段雑食の自分もこの時期だけは、あれやこれや妄想して食品売り場をうろつく。
食材が旨いということは同時に酒も進む。昨日から水割りをお湯割りに変えた。
秋の夜長、酒を飲み旨いものを口にし、読書にふけるのはとても贅沢。
・・とは言いつつも接客業にとって180秒で胃袋を満たすインスタント食品も必須だ。