JERSEY BOYS

今秋は素晴らしい映画が多く、気分ノリノリ仕事ルンルンでハッピーな気分だ(^O^)


役所広司さん主演の”蜩ノ記”では危うく声をこらえることができないほどに涙した。小生にはとても真似できない姿ではあるが、日本人として誇りを感じた作品であった。


日本映画の行間を読む静かな作品とは打って変わって巨匠クリントイーストウッド監督の”ジャージーボーイズ”

ミュージカル調な小気味よいテンポにフォーシーズンズが歌う名曲の数々。ジョンロイドヤング扮するフランキーヴァリがラスト近くに歌う”can’t take my eyes”は鳥肌ものであった。80年代に大ヒットしたBoys Town Gangのディスコ調のアップテンポも素敵だが、やはりヴァリの甘くスローなオリジンにはかなわない。


それにしてもクリントイーストウッド氏のクリエーションは素晴らしい。映画を愛する気持ちをいたるところに感じる。今後の氏の作品に益々期待が膨らむばかりだ。
今秋はまだまだ観たい映画が目白押しだ!
野球未開の地・インドから初のメジャーリーガーを発掘したエージェントの奇想天外な実話を基にしたディズニープロデュースの
ミリオンダラーアーム”

タイムトラベルの能力を持つ家系に生まれた青年が意中の女性との関係を進展させようと奮闘する中で、愛や幸せの本当の意味に気付くヒューマンコメディー
”アバウトタイム”
『戦慄怪奇ファイル』シリーズや『カルト』などの鬼才・白石晃士が、韓国で全てロケを行い撮り上げた日韓合作のサスペンススリラー
”ある優しき殺人者の記録”

どれも映画レビューのサイトで高得点なので是非とも時間を捻出して見たい!
しかし、ここ三重県では上映予定はなし(^_^;)
東京出張もしばらくないしな・・・(;_;)







GUARDIANS OF THE GALAXY

Fantastic !!!
これぞハリウッド。前評判通りの秀作であった。
(^O^)あり、\(◎o◎)/!あり、(´;ω;`)あり、本編を見終わった後の格別な爽快感は久々。
近頃のマーベル作品は脚本がかなり練りこまれている。ディズニー手法を上手く取り入れ映画製作を行なっていることが素人目にも感じる。
次回作は2017年とのこと。今から待ち遠しい。ホットトイズから発売される同フィギュアも間違いなく売れるだろう。個人的にも欲しい!
それにしてもキャスティングが素敵過ぎる。宇宙戦士ロケットの声を演じたブラッドリークーパーと”I am GROOT”のヴィンディーゼルの声と表情が似すぎ(^O^)
コレクターのベニチロデルトロ、デイズオブサンダーやウォーキングデッドのマイケルルーカーも最高でとろけそう。
スターウォーズシリーズ同様に色々なSF作品の主演キャラがカメオ出演されているのもニヤリとする。
ポップコーン片手に寛いで見るには今秋最高にお奨めの一本。間違いなく★5!

Transformers: Age of Extinction

先日、仕事帰りに今夏の話題作を見てきた。

”トランスフォーマーロストエイジ”
ネット上のレビューも芳しくなく、映画評論家のコメントも微妙・・
フィギュアショップを生業にする者として作品よりもキャラクターにウェイトを置いて見てきた。
感想・・かなり微妙(^_^;) 怒涛のアクションシーンはサービス満点だったが、あまりにも一本の作品にネタを詰め込め過ぎ・・★2.0点といった感じ(^O^)
まあ、マイケルベイ監督に巧妙なストリーテラーを期待する方も間違っているが、それにしてもCG映画の限界を露呈した作品となった。
ファンとしてあえて辛口な意見を書かせて頂くが、今年一番の駄作だと思う。
トランセンデンスもゴジラもイマイチだった今夏のSF映画(^_^;)
日本では次月公開予定の”猿の惑星 新世紀”に期待しよう。

スノーピアサー

久々に重厚なSF作品を鑑賞した。”母なる証明”のボンジュノ監督作品。

氷河期の地球を彷徨うハイテク列車の中で繰り広げられる人間模様。

冷静に考えればありえないトンでもない設定ながら、人間社会の根幹に迫る力作。

キャプテンアメリカのクリスエヴァンスが男くさい主役を演じ、相棒役にはリトルダンサーのジェイミーベル、大御所どころではエドハリスやジョンハートも出演されている。そして何といっても、ティルダスィントンの怪演には大変驚いた。

何じゃソレ?的な映画でレビューも良くなく、見る人を選ぶ作品ではあるが、雨の日の休日、ちょっぴりお暇な方には是非鑑賞頂きたい。

スノーピアサー ★4.5点

映画館で見るコンサート

近頃ご近所の映画館でご機嫌なライブが開催されている。

ライブといっても収録されたライブを映画館の迫力ある音響とスクリーンで体感する新しいスタイル。
先日、大好きなビリージョエル氏の極上ライブを満喫してきた。


ジョエル氏生誕65周年、及びニューヨークメッツの本拠地”シェイスタジアム”取り壊しに際しての記念ライブとして2008年7月16日、18日に開催された演奏を収録。

名曲”プレリュード/怒れる若者”がオープニングを飾り、学生時代に聞きまくった”アレンタウン”、”グッドナイトサイゴン”に鳥肌が経ち、”ハートに火をつけて”が流れると自然に体が踊る。途中、ジョンメイヤーやポールマッカートニーのサプライズゲストを交え、まさにジョエル氏本人を歌った”ピアノマン”。マッカトニーとデュエットで”レットイットビー”を歌う姿には涙がでた。
およそ二時間半に及ぶ怒涛の演奏に心酔した。
また、平日の劇場内は無人で鑑賞者は私一人。途中、スタンディングオベーションで乗りに乗りまくっていたことを告白しておく・・

クリストファーノーラン総指揮の話題作

”もし、コンピューターに科学者の頭脳をインストールしたら・・”



こんなキャッチコピーが使われた話題の映画 ”トランセンデンス”




ダークナイトやインセプションで一躍ハリウッドを代表する名監督となったクリストファーノーラン氏が製作総指揮をとる話題作。



名優ジョニーディップとのタッグで話題性は高いが、映画としての出来栄えは果たしてどうだろう?



今回は監督では無く、製作総指揮という立場で作品に関わっているようだが映画評論家からの前評判は残念ながらすこぶる悪い(^_^;)



ノーラン氏自らが監督する年末公開予定のSF農業映画”インターステラー”はどうだろう。トレーラーを見る限りではかなり期待できそうだ。



それにしても名古屋駅前の映画館は活気がある。平日の昼間というのにタイトル問わず、すこぶる盛況であった。


映画で三重県をアピールするマーケティング

間もなく公開される、矢口史靖監督作品の”WOOD JOB 神去なあなあ日常”

本作は三重県津市の美杉町で多くのロケが行われたと聞く。
近年、プロバカンダ的な映画が世界的多いと感じるが、地域の観光資源や職業紹介を後押しする作品も流行りである。
商業的映画製作はやりすぎるとドン引きしてしまうので、ほどほどにスパイスを散りばめてやって欲しいと願う。
また、三重県南部も神宮の式年遷宮で全国的にフォーカスされている。
県民のものとしては非常に嬉しい。小売をやっていて、このコンビニエンスな時代に態々遠方よりお越し頂くことも本当にありがたい。

伏見ミリオン座

先日、出張帰りに名古屋の伏見ミリオン座へ寄り道した。

いや~いい映画を上映している。
駐車場や駐輪場はないが、伏見駅から徒歩数分の立地。平日なのに映画好きの方でごったがえしていた。
ミリオン1、2、3夫々3館で名作を上映している。席数は決して多くはないが音響設備やスクリーンは最新のモノを導入。
待ち時間に利用できるカフェスペースも今風でとても心地良い。
世の中、映画館離れが進んでいる中、こういう施設を運営することはすこぶる大変かと思うが何とかシネコンに負けずに経営して欲しい。
我が街にもこういう文化的な施設が建設されることを切に願う。

ロボコップのリメイクに期待

ここ四日市にはアカデミー賞作品賞を受賞した「それでも夜は明ける」が上映されない。マシューマコノヒーが21㌔減量して挑んだ「ダラスバイヤーズクラブ」も鑑賞することができない。
なんで・・?
インターネットやスマフォの普及が映画館の収益を悪くしていることは子供でも理解できることだが、「もういらない・・」というほど地方に豪華なシネコンができたが、上映している映画は全て同じ。
新しいスタイルの映画館を起業したくなってきたわ・・(^_^;)
間もなくロボコップのリメイクがロードショーされる。

オリジナルは1987年、当時27歳の自分にとっては衝撃的な風刺だった。確か、評論家はB級アクション映画として酷評していたように記憶するが、今見てもオリジナルは心に刺さる。
そして2014年春、オリジナルをオマージュしながらも、なんかやってくれそうな予告に期待が膨らむ。
それにしても、近頃のハリウッドアクション映画はどうもリメイクや続編モノが多いのがやや残念・・

THE WOLF OF WALL STREET

ウルフオブウォールストリート、俳優レオナルドデカプリオとマーティンスコセッシ監督がタッグを組んで制作された映画。

生涯中ベスト3に入ると唸る方もいるだろうが、お下劣な駄作と酷評される方もいるだろう。私は前者で物凄く心に響き、エンディングロールが終わっても衝撃からしばらく席を立てなかった。
セックス描写、ドラッグ、賄賂・・目を覆いたくなるような下品な描写のオンパレード(^_^;)
しかし、お金のことやリーダーシップのこと、世の中を変えるパワーなど、とても人生で大切なことを179分間語りかけている。これから起業する方や我々のような若い経営者は絶対必須だ。
本作18歳未満の観賞を制限している。確かに描写がえぐいので理解はできる。しかし、もしも許されるならdvdレンタルが開始されたら我が息子には是非こっそり見て頂きたい。
この映画の内容は事実に基づくものであり、灰色の世の中を生き抜くためにも是非知っておくべきだ。臭いものに蓋をするのは大人の勝手な都合であるが、蓋をこじ開けてもこういう物凄い映画を見て何かを感じて欲しい。
ディカプリオ演じるジョーダンベルフォートかカイルチャンドラー演じるパトリックデナムFBI捜査官の人生、どちらに憧れるか・・・答えは超簡単!
何度でもベルフォートの人生を選ぶだろう(^_^;)

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