革靴好きに必読の本号

FREE & EASY2月号は久々に読み応えあった。

辛口になるが、近頃F&Eは自社企画の製品紹介ばかりで”つまらない”と思っていたが、本号は往年の探究心溢れる内容でとってもワクワクした。自称”靴オタク”と思っていたが知らない知識がまだまだ多くて勉強させて頂いた。
近頃、英国や仏国の靴に好みが傾倒していたが、久々に米国靴への愛が再燃した。20年程前に買ったオールデンの990はサラリーマン時代に世話になっていた社員寮で消息不明となってしまったが久々に足入れしたくなった。
上質な革靴は何足あっても男心をくすぐるものである。
閑話休題。
弊社では色々な靴ブランドをお取り扱いさせて頂いている。しかし、何故か王道と呼ばれる革靴ブランドが少ない。オールデン、トリッカーズ、パラブーツ、レッドウィング、ウェスコ・・このあたりのブランドも店頭においているもののバリエーションがお恥ずかしながら圧倒的に少ない。
Q:何故、SKUを増やさないのか?
A:バイヤー曰く、取り扱い店が多いので店頭や通信販売で売れないから。
そんな答えが帰ってくる。
現代の買物はインターネットで情報を得る。ショッピングサイトでポチすれば自宅に届く。そんなことが当たり前なのだから一理あるだろう。
しかし、何処でも売っている物であっても商品の本質が素晴らしい物であればリクエストされるだろうし、多くの名店が取り扱うということは商品の本質が高く、多くの靴好きに認められているからにちがいない。
後は何処で買うかの問題である。
革靴は試履きをせずに買うことはできない。同じブランドであってもラストによって微妙にサイジングも変わる。革の素材でも変わる。合わせるソックスの厚みや素材によっても変わる。
だから対面販売が最も重要な商品であることに違いない。
では、どうすれば何処で売っているものであっても、素晴らしい商品であれば弊社で買って頂けるのか・・
それを徹底的に掘り下げ考える必要がある。
三重県、いや東海県でもおめにかかれないような品揃えをした”心躍る靴屋”を是非やりたいのだが。
そんな妄想を本書を読みながらしてみた(^O^)
その前に名古屋西区にある靴の学校に資料を取り寄せてみたいと思う。

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