コミュニケーションのとり方を考える

今年に入ってとても意識していることがある。
社内のスタッフとのコミュニケ-ションを積極的に変えること。
大雑把にいうとこんな感じだ。
「メールで済ませていた案件を電話に、電話で済ませていた案件を対話に、自分から能動的に話しかけ、話をよく聞くこと」
メールというのは確かに便利である。添付もできるし、画像も送れる、相手の仕事を止めることもない。しかし、微妙なニュアンスを文字で伝えるのには高度な国語力と表現力が必要となる。ビジネスで絵文字は使えないし(^_^;)、小生のように稚拙なボキャブラリーでは中々思いを伝えきれていないことがしばしばある。
その点、電話だと言葉のイントネーションや温度差で感覚的なことを伝える事ができる。だが電話では顔の表情や仕草は届かない。フェイスタイムも普及しつつあるがまだまだ通信環境が整っていない。
やはり一番のコミュニケーションは今も一昔前も Face to Face
スマートフォンの発明により画期的にコミュニケーションが変わった。
いつでも、どこでも、誰とでも連絡を手軽に取り合えるようになった。
人間とは実に動物的で一旦便利なモノを手にしてしまうと余程のことがない限り、不便なものに戻ることがない。目と鼻の先で仕事をしているのに態々長文メールを打って報告したり・・(^_^;)
言いにくいこと、言いづらい人にはメール・・そんなことでは何時までたっても自身が成長しないだろう。
又、近頃色々な年代の人と話をしていて気付いたことだが、若い人の一部に”自分の考え”を上手く伝えきれていない人が多いように感じた。こちらも聞きモード全開なのに、何だか話の焦点がずれたり、見当外の話であったりする。これは恐らく会話慣れしていないからだろう。
そういう自分も話が決して上手くはないし、好きでもないが色々な立場の人と話すことにより、少しは会話力も上がり、自分の考が伝わり始めていると感じる。
コミュニケーションの方法が多様化し、手軽になったことで対話力が落ちているのではないだろうか。
文字で伝えなければ響かないこともあるだろう。遠方の取引先とのホットな情報交換はやっぱり電話につきる。大切な想いを伝えるなら大切な人の前に行って話すのが一番伝わるのではないだろう。
最良のコミュニケーションとは、相手のことを思いやり、案件によって、文字、言葉、笑顔を使い分けること。
仕事上の大半のトラブルは”コミュニケーション不足”という真実を今一度知る必要がある。
そんなことを山の景色を見ながら考えた(^O^)

嗚呼やっぱりsnowboardは楽しい!

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