紳士服店

街は多様性にとんでいる方が絶対に面白いと思う。
豊富な資金力を活かして全国チェーンが地方にお店を出店すると、良い面もあるが悪い面もある。
弊社から徒歩一分のところに、スーツ売上でギ○スに載ったというスーツ屋さんが間もなくできる。
この手のお店ははっきり言って一都市に何件も必要ないと思う。確かに日本のサラリーマンさんのスーツは消耗品であり、実需に耐えるコストパフォーマンスも必要だと思うが、もうこれ以上要らないでしょう。
昭和の時代に隆盛だった老舗テーラーの主人は確かに高齢であり、今風の若者スーツの極端にスリムでダサいスーツは知らないかもしれない。小売にとって実店舗よりもインターネットが重要と言われる時代で、スマートフォンでタイムリーにアクセスできるサイトをつくる事はできないかもしれない。
それでも、何とか老舗のテーラーさんの”伝統とスタイル、そして洋服の規範”を残して頂きたい。
政府もTPPなど海外との貿易に注力しているが、国内の伝統商売をもっと守るべきだと思う。
弊社にとってもユニ○ロさんや好日山○さん、ZOZ○タウンさんやアマ○ンさんなども、勿論コンペティターだと思うが、決して戦えない相手では無いと思っている。
それは、応援して頂く”お客様”と資金力や数に負けたくない”スタッフの志”があるからだ。

フレンチクィズィーン

昨日、休日を利用して娘をフランス料理に誘った。
卒業記念のお祝いに、我が家としては上等なレストランへ招待した。
名古屋のミッドランドスクエアの上階にある、オーベルジュ・ド・リルナゴヤ。

ランチでも5000円を超えるので小学生にはちょっと贅沢かと思ったが”テーブルマナーを教えるには一流のサービスを見るに限る”と思い奮発した。
料理は勿論、客層、インテリア、そしてメートル・ド・テル(給士長)、シェフ・ド・ラン、ソムリエの所作には大変学ぶべき点が多い。
流石、三ツ星レストランだけあって全てにおいて満足するお店であると自分は思う。
店を出た後、プロの接客術を間近で見たため、自身の接客スタイルの幼稚さに意気消沈した。
現場(店頭)を離れ、忘れている感覚があるようなので、取り戻そうと思う。
日頃、お転婆娘も女性らしく振舞っていたので、少しは心に響いたものがあったのではないだろうか。

素人の木工

各店、春物の入荷が始まった。
売り場面積が決して大きくない弊社は、ストック場所がかなり小さい。
その為、入荷がピークに達する際は売り場に段ボールが山積みされ、お見苦しい売り場となる。
これを改善したいとおもい、仕事の合間をぬって専用棚の製作をコツコツ行なっている。勿論、DIYだ。

DIYでやる理由には大きく二つある。
一つはコスト削減であるが、もう一つは”現物あわせ”ができるからだ。収納するモノや場所によって微調整できる点がイイ。
それにても、木工は大変面白く、ついつい夢中になるものだ。描いた図面(ポンチ絵程度)が徐々にカタチになるのはとってもワクワクする。また、料理とも共通する点だと思うが、素人でも数をこなすごとに上手くなるのが実感できる。
小学生の頃、図工の成績は全く良くない記憶があるが、まさか自分で差金(サシガネ)を手にするとは・・(笑)

会社の規模に関係なく会社組織では同じような問題を多少なりとも抱えてはいないだろうか。
弊社も全ての役職ある人が有能ではない。
そもそも社長の私が社長職を完璧にこなせていない。
クリエーション、マーケティング、ファイナンス、ヒューマンリソースデベロップメント、アシスタント・・・
中小零細企業の創業社長の仕事は多岐に渡り、限りなくスーパーマンでなければならない。
しかし、経営を専門にした学校、又は教育を受けていないので、トライ&エラーを繰り返し辛酸を舐めることと、先人の教え(本)を読んで学ぶしかない・・これには時間を要する。
社内に取締役や部長、店長という名のもとで、仕事をこなしている人に管理職がマッチしていない人は確かにいる。従業員からの悲鳴(会社を去った人を含め)はある意味よく理解できる。
「自分はスペシャリストだからジェネラリストではない。だがら管理職に向いてない」などといって管理職を放棄しようとする人もいる。
しかし、全ての管理職の人は日々苦悩し、日々努力していることも判って欲しい。
役職が志をつくり、継続的な向上心が実を結ぶことを信じて欲しい。
それでも、人として上司として尊敬できないならば、自らが管理職になるしかない・・
・・・そんな話を朝礼で話している夢を見た(汗)

落し物

今朝、携帯電話を拾った・・拾ったのは公園内のトイレ。
無くされた方の心情を察しメールアドレスや電話番号を確認した。
旧式のガチャ携帯で、パスワードによるロック設定も無かったので、自分でも簡単に扱えた。
このまま、管理事務所に届けても、持ち主の方はこの電話と一刻も早く巡り会えるのだろうか・・?
しばらく考えたら、いいアイデアが浮かんだ。着信履歴のある方に電話して、紛失した場所を電話越しに伝えてもらおう。
送信着信履歴を拝見し、一番親しそうな方を自分なりの基準でセレクトし電話した。
ビンゴ!紛失した当人さんは、自分が電話した方に電話を無くしてことを伝えていたようだ。
ピックアップできる場所を伝えて、公園を後にしたのだが携帯電話の紛失というものは非常に怖いとも感じた。
携帯には大切な個人情報は勿論、財布替わりにもなる。ビジネス上、相当な数の電話番号が携帯には登録されているので、自分はパスワード設定をしている。しかし、善意ある方に拾われるならむしろ、パスワードは必要無いとも思った。世の中に同機種のスマートフォンが無数に存在すると思うと何だか怖い。オリジナルケースに収納していなければ、一見全く同じである。
又、今回は上手くいったケースだが、もしも電話した方がトラブルの相手だったら・・そんなことを考えると落し物も怖くて拾えない。
世知辛い世の中ではあるが、日本人として”他人を思いやる気持ち”は老いても失いたくない心の一つでもある。
いよいよ桜の開花情報が聞こえだした。私的にはこの時期は野に咲く”水仙”がとってもお気に入りである。

自分色

幼少の頃から”モノ”への拘りは強かったように思うが、最近益々”自分流”が増してきたように感じる。ご都合よく言えばマイスタイルが確立されてきたとも言えるが、頑固になってきたとも言えるような気が(笑)
仕事やスポーツ、旅に食、車にファッション、時計に家具などなど、あらゆるものに”自分らしさ”があるかを考える癖がある。
またしても靴の話で恐縮だが、どれだけ素晴らしい靴も自分の足にフィットし、自分の生活スタイルにマッチしているか・・そして靴に自分が負けていないかを一番考える。
先日、あるブーツメーカーの営業さんに聞いたが、自分好みの靴を二足買って一足は鑑賞用にするという話を聞いた。楽しみ方は人それぞれなので一切否定はしないが、自分流では考えられない。
車も同じである。知人が高級車を買って鑑賞用としてあまり乗らない話を耳にするが、これも全く理解不能。
先日のブログでも書いたが、ジョンロブという高級紳士靴を購入したがピカピカで履きシワが一切無く、コバに傷(跡)が無いのは恥ずかしい。昨日も薪拾いに荒地へ出かけたが、そういうシーンでもガシガシ使う。

決して物を大切にしない訳ではない。使用後は汚れを落としシュートゥリーを入れしっかりケアする。デニムもシャツもゴアテックスのアウターも全て、着こなすたびに、自分らしく味わいを増していくものこそが”本物のモノの証”だと思う・・
モノに縛られることは良くないが、モノに対する哲学はあった方が人生楽しいと思う。

アイアンマン3

日本ではゴールデンウィーク頃にアイアンマンの三作目がロードーショーされる。

同シリーズはマーベル作品の中でも特に面白く、自分もファンの一人であるがそろそろこのシリーズもエンディングをむかえては・・・と思う。
キャラクター的にもストリー的にも、いかようにも膨らませることができる要素はあるが、どんな映画も引き際の美というものが大切だと思う。
「さらばー アイアンマン」という意味深なキャッチコピーも何だか惹かれるが、同シリーズに限ってアイアンマンが壮絶に死すということは無いと思う(きっと)
それにしても、ロバートダウニーj氏が演じるトニースタークは何処か高田純次さんのキャラとかぶる(笑)ガイリッチー監督のシャーロックホームズでもキレのある演技を披露する氏だが、個人的にはトロピックサンダーのお馬鹿キャラに扮した姿が大好きだ。
閑話休題。
今日からロードショーされる話題のクラウンドアトラスだが、何と四日市では上映されないではないか(涙)・・お隣の鈴鹿市や南勢の明和市では公開されるのに・・確かに内容的には宗教色が強そうだけれど・・

百貨店の催事

昨日は名古屋の高島屋さん、今日は地元の近鉄百貨店さんの催事売り場に立ち寄った。

ホワイトデイのお返しに少しでも美味しい物をセレクトしたかったので朝一出かけた。
いや~両店共に大変盛況であった。
年齢層はやや高めのご婦人方を多くお見かけしたが、平日の昼間というのにこの盛況ぶりには驚く。
行列の列に並ぶことができない自分はお目当ての商品だけ買って足早に帰ったが、人気有名店の列では90分待ちの看板も出ていた。
この手の物産展を見ていて、いつも感じるのが”期間限定”という点が消費心を上手くおさえていると思う。
しかし、できることなら期間限定ではなく、美味しい名店を地元商店街に誘致できないだろうか。
消費者は消費で応援し、行政と金融機関が上手くタッグを組めば、小さくても中身の濃い街がもう一度再生できると思うのだが・・

展示会

今日は休日を返上して展示会に参加した。
ブーツの大御所ブランド”レッドウィング”

毎年、名古屋で開催頂くので三重在住の我々にとっては非常にありがたい。
自称靴マニアの自分にとっては、仕事を忘れ製品説明に気持ちが入る。
来期もプルアップタイプのレザーを使用した新製品がリリースされる。
個人的にはラフアウトなどの起毛系素材に興味があるので、そちらも期待したい。

NAVY SEALS

久々にDVDをレンタルした。
お決まりの”5本で1000円”キャッチコピーにつられたのだが、またしても5本中観賞できたのは僅か2本・・3本は未鑑賞の為、次回に再レンタルしようと思う(涙)
NAVY SEALS 原題は ACT OF VALOR(勇気ある行為)

フィクションだがドキュメンタリータッチの作風に冒頭からグイグイ引き込まれる。
冒頭、確かこんなセリフで始まった。
「父がに死に際に言った・・老いて最も困るのは、大切なものを守れなくなること。
名誉・自由・正義・そして家族・・どれも神聖だ。誰しも生きる上で規範や道徳を持っている。自らの海岸線、我が家へ導く道標。人は常に我が家を目指すものだ」
ネタバレになるが、この冒頭の言葉が終盤で繋がり更に泣ける。最後にティカムサの詩を引用した言葉も心に響いた。
・死の恐怖に侵されず 人生を生きろ
・人の宗教を貶(おとし)めるな
・他人の考えを尊重し 私見にも尊重を求めよ
・人生を愛し 満たすべく務め、自らの周りを彩れ
・長く生き 大切な人々に尽くせ
・臨終に際しては 死の恐怖に 囚われた者になるな
・まだ時間が欲しいと 後悔し嘆く者になるな
・賛歌を口ずさみ 英雄の帰還するが如く逝け
間違いなくアメリカのプロバカンダ映画なのだが、ここまでリアリティ感がでると妙に納得させられる。
もう一本観た、同じく戦争映画のSPECIAL FORCES(フランス映画)も非常に良かった!
日本では確か未公開作品だと思うが、隠れた秀作であると思う。この作品もドンパチ映画だが、要所要所で泣けるところが多い。

今週末は、待ちに待ったクラウドアトラスもロードショーなのでとても楽しみだ!

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